おもしろいんだ、これ!声に出して笑ってしまいました。
だってねぎぼうずだよ、主人公のあさたろう。このりりしいお顔。その姿。「しいのみのおようちゃん」に「やつがしらのごんべい」、「こいものちょうきち」。いいね、いいね、役者が揃ってるね。
時代劇って、大好きってわけじゃないけど子どもの頃いつも見ていた気がします。その記憶なのか、はたまたDNAなのか。全く違和感なく楽しめる、どころか、なぜかぴたりとはまるんですね、こころのひだに。
一場面、一場面がとてもいい!特にあさたろうがちゃみせに座っているのを空中から捉えた場面。あさたろうの後ろ頭(!)に飛脚の走る姿。好きだなぁ、こういうの。それからあさたろうからゆうきのねぎじる(!)がわいてきた、顔半分の大写し。最高です。
飯野和好さんの絵もさることながら、書き文字がいい味出しています。あさたろうには、ぜひともしばらく旅を続けてもらいたいなぁ。活躍が楽しみ!