ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

ならの大仏さま」 みんなの声

ならの大仏さま 文・絵:加古 里子
出版社:復刊ドットコム
税込価格:\3,080
発行日:2006年
ISBN:9784835442181
評価スコア 4.83
評価ランキング 172
みんなの声 総数 22
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

22件見つかりました

  • 大仏建立の歴史がわかる

    大仏は奈良の観光の一番名所ではないでしょうか。一度は見てみたいもの!!目の当たりにすると、その迫力に圧倒されます。
    でも、どうしてこんなすごい物が作られることになったのか…、案外、大人の多くも、古の人の思いや政治的な経緯は知らないのでは?
    絵本という形で、それが1冊にまとめられているのは、すごいと思った。絵を見ているだけでも楽しいです。

    投稿日:2021/08/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供の頃に出会いたかった1冊

    子供の頃は余り歴史とかが得意では無かった私ですが、この1冊は文章がいかにも学習というような教科書的な文章では無く、凄く読みやすくすらすらと読み進めて行かれるように書かれているので歴史に興味が無かった私でさえもこの本を読み終えると凄く歴史に関して物知りになれた気がしました。

    私はこの絵本を小学生の子供と読みましたが、始め子供は余り興味がなさそうな感じで私が読んであげているのを聞きながらぼーっと絵を見ていた感じでしたが、だんだん読み進めて行くと娘もじーっと話を聞きながら「すごいね」等と言いながら本の世界に入っていました。

    さすが、子供向けに子供達にも凄く分かり易く説明がされていて、子供達が退屈しないような文章と絵とで本当にうちの子もこの本を読んでからは歴史が大好きなおじいちゃんと色々とこの絵本を見ながら盛り上がっていました。歴史の大好きなおじいちゃんでさえこの絵本から知った事、学んだ事が多かったようで、凄い本だと驚いていました。1冊自分用にも欲しそうだったので今度1冊おじいちゃんにプレゼントをしてあげる予定にしています。

    子供向けでもこの本は大人でも十分読みごたえが有り、歴史の知識がいっぱい得られる素晴らしい1冊だと思いました。奈良の大仏様の事を学ぶ学年の子にはもちろんですが、歴史が好きな人、そして私のように歴史は得意では無いけれどちょっとこの絵本が気になってしまうな、というような方には迷わず手に取ってもらいたい1冊です。

    投稿日:2021/08/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • いつかこの目で。。

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    おもしろいですね!
    作者のかこさとしさんが、どうして東大寺がこの場所に造られ、大きな仏像は何のためにまつられ、誰がどんな目的で造り、その本当のねらいや、材料、方法、どんな風にして造りあげたか。そして、長い間どのようにして守り伝えられてきたのかについて、美しい絵とともに詳しく書いています。
    7.8世紀の世界の様子にまで遡り、歴史を見ていくと、かつて勉強した日本史に登場する人物の名前が次々に出てきて、記憶が蘇ってきました。
    たくさんの時間と人とお金をかけて造られたならの大仏さま。
    歴史の勉強から離れて久しく、特に興味を持っていたわけでもなかったのですが、本を読み進めていくうちに引き込まれてしまいました。
    創建当時の金色に輝く大仏さまと華やかな宴の様子は、想像するだけでも圧倒され、この目で見てみたかったなと思いました。
    その後、何度も災いに遭い、破損や焼失、再建を繰り返してきたならの大仏さま。
    まだ実際に、奈良を訪れことのない私は、いつかその姿を拝みに行きたくなりました。

    投稿日:2021/08/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 難しいけれど読むべきお話

    ならの大仏さまについては、つくられた背景やその後、何度か戦で被害を受けたといったことについて、これまで学校で学んできました。そのため、「ならの大仏さまのお話ね…」と気楽な気持ちで読ませていただきましたが、加古さんの意図はとても深淵でした。

    この絵本では、歴史の教科書と違って、大仏さまに関わった多くの人の、その人たちの目線・考えを含めた「大きな歴史のなかでの大仏さま」のお話が描かれていました。そのため、歴史の教科書に書かれていることと同じ内容でも、もっと身近に、現実味をもって感じることができました。

    この絵本は、子どもが読むには難しい内容だと思います。
    学校で日本史を習った娘といつか読んでみたいと思いますが…加古さんの「大仏の歴史を通して人間の弱さや美徳を学び、生きる上での『道しるべ』としてほしい」という願いを受け取ることができるようになるのは、一体いつになるのでしょうか。
    大人の私にも十分、難しいお話でした。
    ただ、だからこそ、読みたい、読むべき絵本だと思います。

    投稿日:2021/08/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 勉強になります

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子10歳、女の子8歳

    知らなかった…。
    「奈良の大仏=聖武天皇」しか知らなかったけれど、その作られる過程には、本当にたくさんの人の苦労と願いがあって、どんなに時代が変わっても、世が混乱しても、そこにあり続けているのは、当たり前だけど人の力なんだなぁって感心しました。
    信じられないほど長い年月をかけて作られ、修復され、でもそういうのって全然しられていなくって、歴史を学ぶおもしろさって本当はこういうところにあるのかもな、と、歴史についてもっと知りたくなりました。

    投稿日:2021/08/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • みっちり

    ずっしりとした本に詳細にかきこまれた絵と文。驚くほどみっちりとつまってます。まさに、加古さんの絵で描かれた贅沢な教科書みたいな感じで、楽しく読みつつ学べます! 歴史を学んでいる子どものときに出会いたかったな、と。手元において、じっくり読みたい本です。

    投稿日:2021/07/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 思い出の1冊 受賞レビュー

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子10歳、男の子7歳、男の子3歳

    小学生の頃図書室でこの本を読んだときに、あの大きな大仏さまが
    どうやってできたかを知った時の驚きは今でもわすれられません。
    小学2年生の息子は歴史好きで、私よりくわしいくらいなのですが、
    この本が復刊しているのを知り、うれしくなって息子にプレゼントをしたところ、とってもいい顔をして読み込んでいました。夕食後から寝るまで手放さない日々が続きました。大人が読んでもおもしろく、しっかりていねいに書かれているのに、やさしい文体で子どもも大人も夢中になって読んでしまいます。大学で歴史を学んでいた夫も、息子が寝た後に、じっくり読み込んでいました。我が家の大事な1冊です。復刊してくれてほんとによかったなと思います。

    投稿日:2021/07/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 世界最大の大仏さま

    ボリュームのある本ですが、読みやすい文章といきいきした絵にひきこまれました。大仏さまをつくった、当時の人たちの技術力に圧倒されます。コンピュータも大型重機もない、人力だけで世界最大の大仏さまをつくりあげたなんて。細かく描かれた、たくさんの職人さんたちの様子は、加古さんならではの絵だなと思いました。建立されてから1300年の歴史と、人々の思いを知ることができました

    投稿日:2021/07/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 開眼式

    かこさとしさんによって、ならの大仏がどうして建てられ、どのように守られてきたかが語られます。
    丁寧にわかりやすい文章と、緻密に描かれたイラストをじっくり味わえます。
    仏像を作る際、それまで土や金属の塊としていて扱っていた像に魂を入れる大切な儀式である「開眼式」。
    その開眼式の厳かな儀式から、色とりどりの楽しい行事へ移りゆく様子が、華やかで楽しかったです。
    様々な人たちの願いや思い、努力があったからこそ、大仏さまが何度も再建し、今も保存されているということがわかります。
    ならの大仏さまに会いにいきたくなりました。

    投稿日:2021/05/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 「だるまちゃんシリーズ」「どろぼうがっこうしりーず」「からすのパンやさんシリーズ」、幼児を楽しませる絵本シリーズをいくつも続けながら、知識へのこだわりがとてもすごい加古里子さんが、出来るだけ簡略に絵本づくりをしているようでいながら、とても素晴らしい大作を手に取りました。
    奈良の大仏がどうしてできたのか、時代背景から目的から、どうしてこんなにわかり安く説明できるのだろうかと、これまた感心しました。
    細部にわたるまで、構成だけではなく絵本作家としての本領を発揮された作品です。
    表紙の大仏さまの表情もとても良いと思います。
    加古さんは楽しみながら、楽しませながら、学習探究と、教育へのこだわりを忘れない方だと痛感しました。

    投稿日:2016/06/12

    参考になりました
    感謝
    0

22件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / おたすけこびと / だるまさんが / しろいやさしいぞうのはなし

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ
  • ねこはるすばん
    ねこはるすばん
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもったら、? 留守番の間に、こっそり猫の街にでかけて


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(22人)

絵本の評価(4.83)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット