ひな人形を箱から出す前後に読むと盛り上がること間違いなしです。
蔵に住むねずみばあさんにのねずみ子ども会からお手紙。
早速蔵のおひなさまを引き連れて森へ。
ところが、森のひなまつりを終えて帰宅したおひなさまは・・・。
今どき珍しい「蔵」。
だからこそ、こんなおはなしで知ってほしいですよね。
そう、蔵だからこそ、おひなさまがいて、ねずみばあさんがいて、
各種道具が勢ぞろい。
とかく暗いイメージの蔵ですが、素敵な空間に思えてきました。
そして、いつもおすまし顔のおひなさまの意外な一面もうかがえますね。
なにより、子ども達の健やかな成長を祝う、というひなまつりの意味が
伝わってきて嬉しかったです。
そして、おひなさまを招待する、という子ども会の行動力に拍手!です。