保育園年中の息子にせがまれるまま、よく読みます。
息子にとっては、「小さいプロペラ機は自分」
ジェット機や他の大きな飛行機たちに気後れしながら、初飛行に臨もうとする不安、ドキドキ感。
前の晩にジェット機からかけられた優しい言葉。プロペラ機が背中を押すように教えてくれた空の大きさ。
このあたりで息子も、不安よりワクワク感が大きくなる感じです。
気持ちはプロペラ機と一緒に飛び立ちます。空を大きく旋回しているときの気持ちよさ。ページいっぱいに広がる水色がすがすがしく、「ワァー」と声を上げてます。
何かにチャレンジするときは、最後は自分で「エイ!」と踏み出すもの、なんて野暮なことも言いたくなりますが、まずは水色の空の広がりを一緒に楽しみたいですね。