話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる
新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

チエと和男」 みんなの声

チエと和男 作:丘 修三
絵:長谷川 集平
出版社:国土社 国土社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1998年11月
ISBN:9784337157019
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,373
みんなの声 総数 2
「チエと和男」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 受け止めることができるかどうか

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    今現在もなくなることのない「いじめ」についてストレートに問題をぶつけているお話に、正直子供は、受け止めることができるのだろうかと思いました
    あまり貸し出しもされていない様子からも、そんな思いになりました
    読み進めていくうちに、大人こそ読むべき話なのだと、感じます

    いつまでも「いじめ」がなくならないのも、見本となる大人が上下社会を作り、涼しい顔をしているから・・・・チエのように大人の言っていることが信用できないんですね

    もちろん原因はそれだけではないでしょうが・・・・

    作者の丘さんは「明るく終わらせることができませんでした・・」と言ってますが、私はチエの手紙に「希望」を見つけました

    東大の玄田教授が「希望学」という新分野を立ち上げたと聞いてます
    これからの時代に大事なキーワードになると期待しつつ、未来ある子供たちに、良い見本となれるよう、大人も頑張らねばと思いました

    投稿日:2011/02/16

    参考になりました
    感謝
    1
  • 丘修三さんの怒り

    弱者への愛情をもって温和で噛みしめるような内容が多い丘修三さんの作品の中で、この話については丘修三さんの激しい思いが叩きつけられたような作品になっています。
    いじめを受けるチエ。
    どんどんエスカレートしていくいじめと、どんどん自分にこもってしまうチエ。
    原因は何でしょうか?
    この話の中には、原因がいっぱいありました。
    それはいじめっ子でもあり、友だちでもあり、先生でもあり、そして大人、家族…。

    その中で考えなければいけないのは、チエも友だちの京子も、そしていじめっ子だった和男も苦しんでいるのです。
    それぞれにその苦しみは違うけれど、原因を大人に押し付けるのも理不尽ではあるけれど、子どもたちに押し付けるのはもっといけないことだと思う。

    あまりに判りやすいお話です。
    そして、書き続ける丘さんは、「この物語を明るく終わらせることができなかった」と語っています。
    いじめはあまりに身近にある問題であり、他人事のように子どもに判ったような説教をしても解決できない問題なのでしょう。

    その意味で、このお話は子どもに与える本として的確な指摘をしていると思います。
    いじめの加害者であった和男が一番苦しんでいるのだろうな。
    京子に「ありがとう」と言えたチエの将来には希望があります。
    その言葉を受けた京子は歩いていけるのでしょう。

    このお話は、読者に問題提起していながら、終結していません。
    子どもたちの心にしみこんでほしい話です。

    投稿日:2011/02/08

    参考になりました
    感謝
    1

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / もこ もこもこ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット