この絵本は、次女がお気に入りでした。そらまめくんのベッドが卵を温めるのに使われた、という意味が分からなかったらしく、春になったときにそらまめをさやごと買ってきて、剥かせてみました。そこでやっと、そらまめのからは柔らかい、だから、卵を温めるのに使ったんだ、と納得していました。
でも、この絵本のいいところは、きっとそこではなくて、初め意地悪をしていたそらまめくんが、最後はお友達みんなにベッドを貸してあげるところ。自分だけで独占しないで使えるって、子供には(大人にも、ですね)難しいことだからこそ、学んでほしいところです。
そして。そらまめくんの気持ちも考えてあげないと。貸してくれるように頼むのもなかなか勇気がいることだけど、貸すのにも勇気がいることだから。
そんな両方のことをこの絵本からかんじることができるかもしれません。