かがくい先生の夏の名作です。
梅雨明けに読みたいですね。
これから夏がやって来るぅ〜〜〜〜〜〜〜!っていう感じです。
カタツムリの気象予報士さんの予報の扉絵からお話は始まっています。
これを見ていた後姿の太陽さんが、そろそろみんなに“夏の訪れ”を知らせるようです。
みんなって、そうです。夏の風物詩さんたちです。
メロンさんにスイカさんはお布団から起き上がり、セミにかぶとむしさんも呼びかけに気づいたようです。
かき氷さんやら扇風機さんに向日葵さん、etc,・・・
み〜んなお顔があって、手足があって駆け出します。
その勢いの良いのに大爆笑です。
後から駆けてきた人?(笑)たちのネーミングにも笑いが出てしまいます。
大きな雨雲の下、一列で駆けている全員の小さい姿もとても愉快です。
終盤の迫力とスピード感たっぷりの“夏へと飛び出していく”絵が素敵ですね。
ラストは、思わず風物詩くんたちの活躍を捜し確認してしまいました。
流し素麺のじっちゃんの登場で喜んでいた10歳当時の息子は、「低学年のお話会でうけるよ、これは」って、笑っていました。
たくさんの方に、開いていただきたい作品です。