サリーはおかあさんといっしょに山へ、こけもも摘みに出かけました。
おかあさんが摘んでいく後をついていくサリーも、ひとつ摘んではバケツの中へ…そのうちに、口に入れてしまって…ずっと下を見ながら摘んでいくのですが…
山の反対側では、くまの親子が、冬眠前の腹ごしらえにと、こけももを食べています。
途中で奇妙な取り違いがあり、どうなることかと心配になりました。
画面は、黄色と黒の世界。そして、文字は紺色一色ですが、お話の展開が気になり、どんどん引き込まれていきました。また、こけももをバケツに入れる音、こぐまがこけももを食べる様子等の音が、とても心地よく響きます。
サリーのおかあさんは、ばけつに三杯もこけももを摘みました。いっぱいのジャムができたんだろうなと思うことでした。
また、おかあさんの優しさと大きさも充分伝わってきました。