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サリーのこけももつみ」 みんなの声

サリーのこけももつみ 作・絵:ロバート・マックロスキー
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1986年5月26日
ISBN:9784001105902
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 49
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49件見つかりました

  • はぐれないでね・・・

    ブルーベリー摘みの途中、人間の親子と熊の親子が入れ違いになってしまうお話。
    ハラハラするものの、なんともいえないゆったり感のあるお話です。
    色が単色で少し長い文章なので子供たちが飽きてしまわないか心配でしたが、
    この絵本の力はすごいです。食い入るように見入っていました。
    入れ違いになっている場面をみて、「あぁ〜違うよ〜」なんて声も聞こえました。
    親子でふんわりと読める絵本と思います。

    投稿日:2008/02/12

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  • 同じ親子同士だもんね

    インターネット上で紹介されていたのを見て、読んでみた絵本です。

    躍動感ある絵のタッチがとても魅力的な絵本です。
    カラーではなく濃紺一色で絵が描かれているのですが、
    リアルなのに可愛らしく、優しい感じがにじみ出ていて、
    不思議な感じの絵です。
    明るい茶色で文章が書かれているのも、とても好印象でした。

    息子にも読み聞かせたのですが、サリーと子熊が互いの親を
    取り違える場面でキャーキャー騒いでました。
    ハラハラドキドキする場面が子供なりに楽しかったようで、
    一度読み終えてからも何度か読まされました。

    人間の親子と熊の親子、生活スタイルは全く違うのに、
    同じようにこけもも(ブルーベリー)をお目当てに山へ来て、
    しかも、どちらの子供も食べるのに夢中になったりと、
    同じような行動をとっているところが笑えるところでもあり、
    興味深いところでもあると思います。

    少し大げさかもしれませんが、人間だとか動物だとかという前に、
    同じ地球上に同じように存在する生き物同士のお話、という感覚で
    絵本を見ることができた気がします。私自身が今まで読んだ中では
    かなり面白い視点での作品のように感じました。

    サリーも子熊も可愛らしくて、お気に入りの一冊となりました。

    投稿日:2007/12/12

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  • ハラハラ、ドキドキ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    絵は紺色一色の細い線で描かれているのですが、山の景色がとても美しいです。
    こけももという響きが素敵です。
    このお話は、音を楽しめます。こけももをバケツに入れる音、山を歩く音。
    想像力がふくらみます。

    人間のお母さんと、熊のお母さんが、自分の子ではないのに音だけど自分の子だと思い込んでいるところは、
    気が付いたらどうなるのかとどきどきします。

    熊の子がバケツに頭をつっこんでいるシーンがかわいらしいです。
    それでも気が付かないお母さんもおかしいです。
    私も後ろにわが子がいると思い込んで、首に腕を回して連れて行こうとして、
    やけに抵抗するなあと思ってみたら、よそのお子様で平謝りしたことがあります。

    絵と文章がマッチしていて、読みやすいです。

    投稿日:2007/10/11

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  • 摘みたてはおいしいね

    こけもも、ってなんだろうなーと前から思っていたのですが、ブルーベリーのことだったんですね。ちょっと意外でした。知人のお宅にブルーベリーの木があって、実が成ると「摘みにおいで」と声がかかるので、すぐに子供と一緒にかけつけます。でもこの絵本のこけももよりも背が高くて、子供と同じくらいの大きさです。野生の木と、植えた木はちがうのかなと思いました。サリーのママはちゃんとおなべでジャムを作っていますね。私は簡単に電子レンジで作ったら、ブルーベリーが破裂してたいへんなことになりました。でも我が家ではジャムにするまでもなく、あっというまに食べてしまいます。サリーがこけももを摘むさきから食べてしまうところは、うちの子供とそっくりでおかしかったです。でも摘みたては本当においしいですよね。最初から最後まで、のどかで幸せな雰囲気の絵本です

    投稿日:2007/07/22

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  • 再会のシーンにほっ…。

    すっきりしたペン画が魅力的。
    こけももやまで起きた、こぐまとサリーの取り違いは、親子の絆を感じさせました。おかあさんが、サリーを見つけるシーンでは、なんだかほっと胸をなでおろしました。
    バケツにこけももを入れる音、それはサリーの合図。
    お母さんしか分からないことなんでしょうね。

    こぐまとサリーは出会わなかったけれど、もしも会っていたら、気の合うお友達になって、お互いにお母さんの自慢話なんかしながらこけももをつんで、食べていたかもしれません。

    投稿日:2007/07/06

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  • そんなわけないやん!

    地味な画面だし、話もそう大きなうねりがあるわけでもなしと読み聞かせたら、娘はすぐに真剣な顔になりました。
    お母さんを取り違えてしまうシーンでは、一回目「そんなん(違うって)わかるやーん!」、二回目「(相手が)見えてるやーん」と興奮のあまり突如大声で指摘。母ビックリ。

    おもしろかったから、また読んでや。
    読後の感想でした。
    ありえないクマと人間を取り違えるシーン、ポリン!ポルン!ポロン!という耳に残る擬音語、それからくまのおかあさんが振り向いて驚く顔がおもしろいのだそうです。そんなわけないやん!と。

    今の娘にはちょうどよい長さでもあるでしょうか。
    それぞれのお母さんが、子供の立てる音を知っているというのが”親子”ですね。

    投稿日:2007/03/15

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  • こけももおいしそう!!

    色彩はとてもシンプルなのに、細かいところまで鮮明に描かれて絵は大人も楽しめて気に入りました。お母さんが一生懸命ジャムにするこけももを摘んでいるのに、こけももを食べるのに夢中なサリーのしぐさがとてもかわいいです。途中でサリーがこけももを食べるのに夢中になりすぎて、小熊の親子と入れ違ってしまうというストーリー展開もハラハラして楽しめました。幼稚園くらいからのお子さんに読み聞かせるのにぴったりの絵本です。

    投稿日:2007/01/30

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  • 単色を感じさせない絵がよいです。

    サリーは、お母さんとこけもも山へこけもも摘みに行きます。お母さんはジャムにするためのこけもも摘みに夢中。一方、サリーは食べるのに夢中で、すわりこんで食べてばかり。
    その頃、こけもも山の向こう側では、くまの親子が、こけももを食べにやってきていました。サリーと同じように、座り込んで食べていたこぐま。
    そのうち、1人と1匹は、先に行ってしまったお母さんを探して歩き始めるのだけれど...サリーはくまのお母さんを、そして、こぐまはサリーのお母さんを先に見つけてしまうんです。
    後ろからついてくる気配を、てっきりの自分の子供の足音だと思っていた1人と1匹のお母さんは、後ろを振り向いてびっくり。
    でも、お母さんぐまは、人間には手出ししないほうがいいと思い、サリーのお母さんは、くまには手出ししないほうがいいと知っていました。
    だから、急いで、その場を離れ、自分の子供をさがしに行ったのです。
    これ、最初から最後まで、濃い紺色の単色の絵なんだけど、まったく、地味さは感じません。自然豊かな山の情景がとてもいいです。

    投稿日:2006/12/20

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  • あべこべの2組にドキドキ

    派手さがある絵本ではないのですが、何度も読みたくなる絵本の1つではないかと思います。

    サリーとお母さんは山にこけもも摘みへ。
    そしてもう1組。熊の親子も冬眠の腹ごしらえに山へ。
    みんな夢中でこけもも摘み&こけもも食べをしていたり、あれれ?いつのまにか親子があべこべに。
    お母さん&親クマの驚いた顔がなんともいい表情です。
    親たちがびっくりしているのに比べ、子供達は全然あべこべになっても気にしていない。
    そんな姿もすごくほほえましいです。

    もともと石井桃子さんの訳ってすごく大好きだったんですけど、この絵本を読んで、またまた石井桃子さんっていいなあと感じました。

    息子は息子で、あべこべになった2組の親子が元に戻れるかにちょっとハラハラ・ドキドキしながら、聞き入っていたようでした。

    投稿日:2006/11/10

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  • 派手さは無いですが

    図書館や書店でも結構目にする機会があったのですが、
    なかなか手にする事がありませんでした。
    本を開いてぱらぱらとめくると、白黒(濃紺?)のページ
    だけなので、「絵本はカラー」という変な思い込みが食わず嫌いにさせていたようです。
    手したきっかけはお話会で読んでいただいたからでした。
    こけももを摘みにいったサリーの親子と、
    こけももを食べにきた熊の親子が、
    食べるのに夢中になってそれぞれのお母さんを取り違えてしまうという、
    ありそうでなさそうで、なお話。
    大げさでなく淡々とした調子とモノトーンの落ち着いた感じが気に入りました。
    娘が一番気に入っていたのはこけももをバケツに入れた時の
    「ポリン・ポロン・ポルン!」という音。
    似たようなバケツにビー玉を落として「ポリン・ポロン・ポルン!」
    とまねしてニコニコしていました。
    結構長い(54ページ)ので絵本中級者以上にお勧めです。

    投稿日:2006/11/02

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