大好きなお友達と、引越しにより「さよなら」をしなければならなくなった「ぼく」
見送る「ぼく」はとても寂しい。
でも。
見送られる「クッキー」もとても寂しい。
どちらの気持ちもすごくよくわかります。
ぼくは一生懸命、クッキーに手紙を書きます。
考えて・・・考えて・・・考えて・・・。
ひとことだけ書いた言葉にぐっときて、胸がきゅ〜んとします。
実はこの作品。「あえたらいいな」という続編があるんです。私は知らずに、先に「あえたらいいな」を読んでしまい、あとから「さよなら、またね」を読んだのですが、それはそれで楽しめました。
切ないんだけど、温かい。
私の中の「かさいまり先生ベスト5」にランキングされるくらい大好きな絵本です。
小さなお子様〜大人の方まで楽しめる内容だと思います。