私の家は、転勤族で長女は生まれてから2回引っ越しをしました。今の住所には、今年の春に引っ越してきたばかりです。1回目の時は、長女も小さく何もわからなかった様ですが、2回目の時は、なかなか新しい家を、自分の家だと認めず、友達が遠くなってしまったことを寂しく思っていました。そんな長女にこの本を読んであげると、「私みたいだね」と言っていました。これから、大きくなるにつれて友達と離れる寂しさや新しい友達を作ることの恥ずかしさは大きくなっていくと思いますが、この本を読むことによって、誰かが、自分を見ていてくれること、ほんの少し勇気を出せば、友達と楽しい毎日が送れることを、学び取ってくれたらいいと思います。この本には、その力があると思います。