小学6年生に読んでみました。
高畠純さんの 甘すぎない絵がいい感じです。
森の中で3匹のねずみを追う猫の夫婦。
必死で逃げる、追いかける先に待っていたのは・・・大きな穴。
絵本を縦にめくるので、この穴って深いんだな。って感じがします。
穴に落ちた5匹がどうしたら脱出できるかを考えるのですが・・
こうしたら、こうなるから駄目だ!という駄目という展開が面白いようで、こどもたちも「なるほど」、とか「やっぱり」、とか、一緒に考えるのが楽しい絵本です。
雨が降ってきて・・・6年生ともなると、「○○!!」と、結末が
ピンとくるのですが・・・
お話の中の5匹は話合いに夢中でいつまでも気づかないところがまた
おもしろいですね。
なんで、気づかないんだろう?
いつ気がつくんだろう?
そしたらどうなるんだろう?
そしたら・・・逃げて・・また?
このお話しは続きがあるの?って思ってしまいますが、自分で考えるのもおもしろいですね。
なんだか、エンドレスの楽しみがあってお得な気分です。