幼稚園などでの読み聞かせした経験からすると、
この絵本を見る子ども達、最初はすごく静かなんです。
でもそのうち誰かがクスっとし始め、笑い声があがり、やがてみんなが笑う…
そして、「もういっかい、よんで〜」と、リクエストの声!
家での読み聞かせでも、笑いのツボに入ったら最後、リクエストの嵐、となりました。
子どもたちの笑い声という「あいの手」とともに、ページをめくっていきました。
この絵本、もうこの関西弁の訳なしには考えられないほど、
今江祥智氏による関西弁の訳がピタリとはまっています。
消防士に船乗り、パイロット、バレリーナ…
いろいろ挑戦するものの、失敗ばかりのカバくん。
そんなカバくんに大笑いした後の、「ぼちぼち いこか」というメッセージ。
失敗してしまった時などに、このコトバをふと、つぶやいている私です。