「ぼちぼちいこか」 みんなの声

なぜか大阪弁（？）のカバ君が色んな仕事に果敢にチャレンジしていきます。

バレリーナや消防士等職種は様々ですが、どれもこれも、面白いぐらいにカバ君には合っていない様で、道具が壊れてしまったりと失敗の連続です。

最後は「ぼちぼちいこか」で終わるのですが、まさにカバ君ワールドの楽しい絵本になっていておすすめです。

図書館での本読みの時も、小学生の読み聞かせの時も読みました。
幼児〜４年生まで大丈夫です。

私自身が、本当は、こてこての関西弁なので、つい、ぺらぺらぺらぺら読んでしまいがちですが、この本は見開きで結果がわかってしまっているので読むのは、とても「間」が大切で難しいです。
まず「○○になれるやろか」と読んで、子供の目が次の絵を見るまで
様子をみながら、じっと沈黙し、あ！目が次のページにうつった！と思ったら「なられへんかったわ」というと、効果的です。私は５秒待ちました。
関西弁も、つい早口になるのを抑えてゆっくりとイントネーションだけそのままで読むと、次にどうなるかわかっていても、そのセリフを言うと待ってましたとばかりに必ずみんなで大笑いしてくれます。

何回も何回も子供の前で読んで、もっと面白く読んだらなあかんな…と
日々、研究できる本です。自分の読み聞かせの成長がわかります。

少ししか反応してくれへんかったら、これから、ぼちぼちうまくなっていけばいいのです。

主人も私も関西人なんで、こういうのはうれしい！素で読めるから気楽です。その上、内容がイイ！もっと気楽に読めちゃいます。
何よりいいのはカバさんの失敗が、子供にも分かりやすい事！飛行機に乗ったら取り残されたり、消防士になったら梯子が折れたり、ダンサーになったら床が抜けたり。パッと見て息子にも何がおかしいのか、すぐ分かる所がいいですよね。綱渡りとかダイビングはちょっと説明が必要ですが。それでも説明が無くても、なんとなく分かってくれそうだし。
で、その失敗をすべて打ち消す「まあええわ」「ぼちぼちいこか」。これまでフツーに使ってた言葉が、こう使われるとステキな魔法の言葉に思えてくるから不思議です。息子は東京育ちなので関西弁じゃなく標準語になるでしょうが、この前向きな言葉と精神だけは忘れんでほしいわあ

娘が幼稚園で読んでもらった本なのですが
言葉のリズムがきにいったのか、おおらかなかばくんが気に入ったのか
文章を覚えるほど聞き入って、その日に教えてくれました。
早速借りてみて読んでみると、アラびっくり
私も大好きな本になりました。

失敗なんか全然怖くない。むしろ楽しい。
どんどん挑戦していくかばくん。
そうそう、ゆっくりあせらず行きましょう。

私の主人は大阪出身。この本だけはパパに読んでもらおうと購入しました。いつもと違う言葉に子供は興味津々。失敗しても次にチャレンジしているところがすてき。ぼちぼちいけばいいんだね。

赤ちゃん返り・反抗期で、心乱れている息子に、毎日悪戦苦闘。
そんなときにある人が読んでくれた絵本。
何をやってもだめなときってあるんだよね、でも、自分のペースでいこうかな。それでいいんじゃない、と、ほっとできる、力を抜かせてくれる絵本。

関西弁で訳してあり、文も短くて、当時３歳の息子は暗記して読んでいました。また、絵の可愛さ、かばくん独特の落ちが面白くて、こどももとても気に入っていました。

関西弁の題名がおもしろいな〜と思い、なにげに読んでみたら、なぜかとても癒されました。
かば君がいろんな仕事に挑戦するけど、どれも失敗ばかり・・
最後には、どないしたら　ええのんやろ　と悩みむけれども、ええこと　おもいつくまで　ひとやすみ　ぼちぼちいこか　との〜んびり。
これを読むと、なんだか肩の荷がおりたような気分になりました。

息子は予想通り関西弁に大うけ！
それに、カバ君のかわいい失敗の連続に、ニヤニヤ、ニヤニヤ。

カバ君のなんともいえない顔に癒され、関西弁で笑い、最後のぼちぼちいこかでまた癒され、楽しいだけの絵本ではないところがとても気に入りました。
疲れた時や何かに行き詰った時などにも読み返したい一冊です。

文字は少ないけど
こどもをひきつける魅力がたくさんあり
よく、この絵本の内容を外で暗誦のように
話しています

こどもに「はやくはやく！」なんて毎日言っている私ですが
たまには「ぼちぼちいこか」でもいいんじゃないか
と気づかされた一冊です
かばくんがいろんなことに挑戦、失敗をくりかえしていくのですが
人生休みなしで走っていくのも
つまらない
途中で一息いれて・・・
かばくんの関西弁もゆったりとしていて
穏やかなんです
疲れている大人にもオススメです

２歳で初めて読んだときは、興味も示さなかったのが、
久々に読んでみたら、ビックリするほど大うけ！
特にロケットが飛ばないシーンと最後のシーン。
木が曲がりくねる具合がなんともツボにはまっている娘です。
文章が、めずらしい？関西弁なので、
関西人の私にはとってもしっくりきて、読み聞かせしやすいです。

1〜2歳児の親子のお話し会で、紹介しました
私は埼玉だから、イントネーションとか微妙なところはちょっと読むのが難しかったです
ただいろんな失敗をしても焦らず、また新しい挑戦をし続ける主人公の前向きさは勇気と希望を与えてくれます
子どもには難しかったと思いますが、子育てで忙しいママたちには少し癒しになったと思います
関西出身のママに後で聞きましたら、どちらかというと大阪弁だそうですよ！
次回はご教示願って練習してからまた読んでみようと思います