「ねないこ だれだ」 みんなの声

友人に薦められこの絵本を買いました。とても恐ろしい内容で子供にはかなり刺激的なようです。初めは子供の寝付きの悪い日に読んでいましたが、最近は本を読もうとするだけで寝てしまうので、おとうさん、おかあさんには便利でいいかもしれませんが、子供にとっては恐くて夜中一人でトイレにも行けなくなるので、どうかなと思います。

『いやだいやだの絵本』の中でも家で最もリクエストの多い本。我が家の絵本読み聞かせタイムが寝る前なので妙にリアリティがありようです。子供のイメージするおばけにせなけいこさんの絵はぴったりらしくこれを読んだあと次女は「おばけこないかなー？」「おばけにはならないよねえ？」としきりに聞きます。

寝ない子におばけがきちゃうというお話ですが、うちの子は図書館で読んでその時は少し恐がっただけだったのに、夜になると思い出してしまったようで、おばけが恐いと泣いてしまいました。「お化けが来てもお母さんがおしりペンペンしてやっつけてやるから大丈夫」と言うと安心したようです。もう少し、おばけが恐くないような読み方をしてやれば良かったのかもしれませんが、うちの子には不評でした。

とてもページ数が少なく、簡単に読めるように見えて読み方とらえ方が年齢によって違い奥深い本です。1歳の息子には、まだ、お化けイコール怖いっと言うのはなく、中に出てくるふくろうや、ねずみ、ねこ、どろぼー、おばけは夜よく動く、でもあれー？このおんなのこはー？っと言う感じでとらえているようです。なんともいえない「せな　けいこさん」どくどくの画が、本当にいいです。何度も「もっと、もっと！」とよまされています。実は、私の子供の頃もこの本が好きで実家には今もボロボロになっていますがのこっています。

この本は私が好きなのです。特に最後のページのお化けが家から出ていくシーン。しかし、恐がりの息子はこのページが大の苦手。明るい昼間ならお化けごっこで良いのですが、夜になると「怖い　寝る。おばけこない？追い払ってね」と速攻でお布団に、入りました。そのときに寝ぼけて「怖い怖い」と夜中に起きてしまいそれから夜は読みません。
でも私は大好きです

ここには寝ない子おばけがでてきます。夜遅くまでおきていると寝ない子おばけが来ておばけにして連れて行ってしまうのです。一度、子供が寝ないときに「寝ない子おばけがくるよ」といってしまったのです。そうしたらそれからこの絵本が怖くなったらしく見ようとしません。それから半年ほどたちます。今やっと２歳の娘はこの絵本を見てくれるようになりました。絵本をつかって言い聞かせたりしてはいけないな・・・と考えさせられました。

上の子は２歳でお気に入り。でも買うのは怖いといやがって。出会ったのは郵便局で、郵便局にいくたびに、５回はよまされ、３回目には暗唱してました。下の子も本やでみつけては、「これ！」というくせに、買うには怖いという・・。図書館で借りて３回よみました。絵をまねて小さな絵本をつくってあげると持ち歩くように。夜は本を読んであげますが、そのあとなかなか寝ないとき、ママがそらんじてあげると、布団をかぶって寝ようとします。絵本の中の時計は９時をさしているので、９時が我が家の寝る時間の目安です。簡単な絵本なんだけど、子供にはインパクトがあるみたいです。

寝る前に必ず絵本を読むのですが、最後に読む絵本はこのねないこだれだです。２人とも大好きで、きゃーとか言って、半分喜んでいます。私も大好きな本の一つです。

うちの娘はこの本で「おばけ」というものを知りました。夜寝ないで起きている子はお化けに連れて行かれるというお話です。せなけいこさん独特の絵（ちぎり絵）が、やわらかい感じを出してくれています。夜、なかなか寝ないお子様にいかがでしょうか？

子供たちの寝る時間が遅くなってた頃、よく読み聞かせてました。
寝る前に、‘ねないこだ〜れ〜だ〜〜‘というと、それまでふざけていた娘たちが、あわてて布団の中にもぐって目をつぶっていました。
絵が、布の貼り絵で表現していてほかの絵本と違っていて面白いと思います