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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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おこだでませんように」 みんなの声

おこだでませんように 作:くすのき しげのり
絵:石井 聖岳
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年06月
ISBN:9784097263296
評価スコア 4.79
評価ランキング 440
みんなの声 総数 278
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278件見つかりました

  • どないしたらおこられへんのやろ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    読書感想文全国コンクール小学校低学年の部課題図書。
    題名で察しがつくとは思いますが、主人公の「おこられませんように」の
    想いがぎゅっと詰まったお話です。
    いつも怒られる、主人公のぼく。
    大人の視点から見れば、怒られて当然、と思えるシチュエーションなのですが、
    ぼくにはちゃあんと理由があるのです。
    そして、七夕の日、ぼくが「おこだでませんように」と書いた短冊が、
    周囲を変えます。
    きちんと受け止めた先生、お母さんの姿も、素晴らしいです。
    ラストの幸せそうなぼくの姿が心にぐっときます。
    実は小学校教諭の作者の体験談でもあるようです。
    大人は、あとがきもしっかりと読んでほしいです。
    最近の課題図書、むしろ親がぐっと来る作品が多い
    ような気がしてなりません。
    ぜひぜひ、親子で読んでほしいです。
    小学生はもちろんのこと、中学生・高校生の親でも共感できます。
    自省を込めてお薦めしたいです。

    投稿日:2009/05/05

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  • ぐさっときて、じ〜んとなる。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子15歳、女の子13歳、女の子8歳

    「おこだ」って何だろう?
    不思議なタイトルと、口をぎゅっと結んだ男の子の横顔。
    絵本ナビで見かけるたびに、とても気になっていた絵本でした。
    先日、図書館の新しく入った絵本のコーナーで見つけ、借りてきました。

    家でも学校でも、いつも怒られてばかりいる男の子。
    よいと思ってしたことが、全部裏目に出てしまう、ちょっと乱暴だけれど、本当は優しい男の子。
    「〜だからやったのに・・・」心の中の言葉を、ぼくはいつも飲みこんだまま、横を向いて、さらに怒られてしまうのです。

    ぐさっときます。
    じ〜んとなります。
    「怒ってばっかりでごめんね。」
    子どもたちに謝りたくなります。

    こういう子、クラスに一人か二人、必ずいますよね?!
    また、この子とはちょっと違うタイプだけれど、我が家の長女も怒られると黙りこみ、ぶすっとした顔で横を向いてしまうので、「ちゃんと聞いてるの?!」と、余計感情的に怒ってしまいます。

    ああ、怒られながら、きっと心の言葉を発しているんでしょうね。

    恥ずかしくなります。

    この先生や、お母さんのように、自分の非を素直に認められる、謙虚な大人になりたいです。

    怒られっぱなしの男の子を気の毒がりながらも、関西弁の響きを喜んでいた次女でしたが、ラストシーンでほっとしたような笑顔を見せてくれました。

    七夕の頃、低・中学年に読んでみたい絵本です。
    でも、本当は、子どもより、先生や親に読んであげたい絵本ですね。

    投稿日:2009/05/07

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  • ガミガミを反省しました。

    • ハリボーさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    この絵本を読んでいるとき、息子が何度も私の顔をうかがっているのがとても気になりました。おこられる側とおこる側のやりとりを、第三者として見ることで、私がどういう風に感じているのか気になったのかな。息子の方は、この男の子の気持ち、僕も分かるよと言いたげな顔をしているのが心に残りました。

    主人公と息子のタイプは違うけど、おこられるポイントはよく似ているし、私を含め、周囲の対応がよく反映されている!と思うくらい、同じ感じで、客観的にみると、子どもの気持ちを無視していることが多かったなぁと反省させられました。

    男の子が精一杯の気持ちをこめて、七夕の短冊に願いをたくして書いた言葉、先生やお母さんに届いてよかった。そして、この絵本を読んでいるガミガミママ(私)にもちゃんと届いたよ。息子にそう言いたくなりました。

    投稿日:2009/04/30

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  • 先生、お母さんへ

    • いーめいさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子7歳、男の子4歳

    全国課題図書ですが・・・まず先生に、それからお母さん、お父さんに読んでほしい本でした。

    こどもが目を合わせない時って何か言いたいことがあるときなんですよね。
    おこる前に子どもの言い分を聞かせてもらう。
    なかなか出来ません。
    黙っている子どもだって伝えたい想いはたくさん、たくさんあるんですね。

    本当はほめられたい。お母さんには笑っていてほしい。
    世界中のすべての子どもがそう思っているはず。

    おこって、しかってばかりいてごめんね。

    男の子の短冊、願いがかなってよかったね。
    やさしい先生とお母さんでよかったね。

    投稿日:2009/04/30

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  • かさなりました

    • みこMAMAさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    私は小学校の読み聞かせのボランティアをしています。本探しの為に絵本ナビに立ち寄りました。その週は次男(男の子3人兄弟のママです)とぶつかることが多く、ほとほと、疲れ、いきずまっていました。何でわかってもらえないのか、何で同じ事ばかりするの?毎日言い合いが続きました。そんなとき、この本に目か止まったのです。なんだか、すごく子供の気持ちも親の気持ちもわかりました。そして次男が僕みたいだねてって言ったのです。はっと思いました。すごくせつなくなりました。わかってなかったのは、私かも...。立ち止まる事ができた本です。

    投稿日:2009/04/28

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  • そういう気持ちだったのか

    いつも怒られてばかりの男の子。
    まさにうちの息子がそうです。
    というか、私が怒りすぎなのか・・・・
    この本を読んで、二人でどんな気持ちになるのか
    何かヒントがあればと思いました。

    表紙の絵もそうでしたが、ふいっと横を向いて。
    それはいい訳したらもっと怒られるから
    黙っているという気持ちからでした。
    その子なりの理由が必ずあるんだと
    思い知らされました。
    頭ごなしにではなく、理由を聞くことが
    大事だなあとしみじみ思いました。

    投稿日:2009/04/26

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  • 同じ気持ち

    同じような体験を持つ息子と一緒に読みました、今5年生です。 お友達とトラブルになっては、怒られてばかり。なんで、なんで僕ばかり。。。この本を読んで息子はこの子の気持ちが良く分かる、と言ってました。 自分が訳も分からず怒られるのが一番つらいよね。

    投稿日:2009/04/19

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  • 色々考えさせられました。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    題名を何度も、何度も読みました。
    いったい、何が『出ない』と言っているんだろう。
    そして、表紙の絵の男の子の顔をじっと見ていたら、何を言おうとしているのかが、グッと伝わってきて、題名の意味がわかりました。

    ぼくは、いつもおこられる。
    いえでも、がっこうでも…おかあちゃんが、しごとでときどきかえりのおそいとき、いもうととあそんでやる。
    ぼくがおこると、いもうとはすぐなく。
    おかあさんがかえってきたとたんに、またなきだすこともある。
    そんなひは、かならずおかあちゃんにおこられる。

    おとなって、泣いている結果を見て、泣いていない方を怒ってしまいがちです。でも、それではいけないことを、改めて指摘されました。
    子どもの立場に立ってとか言いながらも、やっぱり、おとなの目線、おとなのものさしでしか、子どもを見ていないというのが、実態のような気がします。
    黙っているから、悪い子と判断してはいけないことを教えられました。
    何がよくて、何が悪いのか、改めて考えさせられました。
    言いたいことをグッと我慢している男の子の横顔には、心に秘めたものがあること、そして、その目には、うっすらと涙が浮かんでいることにも気づいてあげないといけないですね。
    おとなが読むべき一冊のような気がしました。

    投稿日:2009/04/12

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  • 感動しました☆

    • リレカさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子4歳

    よく怒られる子というか、怒られやすい子ってまわりにいますよね。この本のぼくみたいに…。
    七夕の短冊に書かれた「おこだでませんように」の文字が描かれたページでハッとさせられます。そこからはもう「そうだよね、そうだよね」と涙腺がゆるみっぱなしです。
    読み終わった後も深い感動が残りました。

    投稿日:2009/04/09

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  • 共感と大人への警告かも

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    すぐに小学生に読んであげたくなる絵本です。
    先生にもかな(^^ゞ

    とっても気持ちはあるのに、要領が悪いというか、うまくいかずに大人に叱られる子って、いますよね。どうしてわかってあげられないんだろう・・・、どうしてこの子が悪いって決めちゃうんだろう・・・と、自分が幼い頃考えることがあったことを思い出しました。身近にいるんですよ、「ぼく」のような子。

    大人の都合で、こどもを傷つけていませんか?

    と、大人になった自分へも問いかけてくるようにも感じます。

    七夕の頃だけでは、もったいないような・・・そんな、素敵な絵本です。

    投稿日:2009/03/31

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