小気味よく進むストーリーが気持ちよく、あさたろうを始め
味わい深い出で立ちのキャラクターが織り成す人間模様に、
これぞ時代劇という流れがしぶいシリーズ7巻目ですが、
今回は、山賊の面子の人間模様が面白いです。
ねっからの悪者になりきれない「もんえもん」、そんな「も
んえもん」について行く子分達に、うまく操ろうとする、
まさに悪者の「からすうりのきんぞう」と「やまなしのごん
じ」、「子供は売って、じじいはからすの餌だ」のセリフに
娘は「こわー・・・」とつぶやいてました。
絶体絶命の中で登場し「うっかりぼうずですね」と笑えるセ
リフで和ましてくれたにきちに、待ってましたと笑顔がこぼ
れますよ。
お気に入りの場面
娘:心を入れ替えたもんえもんと子分達
息子:ねぎじるが炸裂する戦いの場面
僕:にきちとあさたろうとの微笑ましいやり取り