子供が4歳のとき、幼稚園でのクリスマス会から帰って来て言いました。「あのねサンタはウソなんだよ」くわしく話を聞くと
「サンタは○○先生だったよ」と言うのです。先生がサンタさんに扮して会を盛り上げてくれたでしょうに、子供達はシビアですね。それにプレゼントをくれるのもサンタさんではなくて、おじいちゃんおばあちゃんです。このようなわけで、うちの子供はあまりサンタさんには興味がないようです。でもこの本はしかけが楽しいし動物もでてくるので気に入っています。動物達に降り積もった雪を「かまくらみたいだね」と言ってます。花模様のいすとアンティーク風のテーブルがある、おじいさんの家もかわいいです。クリスマスツリーは、庭の枯れ木を飾り付けています。これも素朴で素敵です。しかけのボタンの音も素朴な鐘の音のようでよかったです。豪華な飾り付けがなくてもクリスマスは楽しめるんだな、と感じました。みどころがたくさんある絵本です。