私が大好きな本なので、娘が5か月の頃からファーストブックとして読み聞かせを始めました。
親になって何度も何度も子供に読み聞かせていると、新たな視点でこの本の良さを感じることができると思います。
ちっぽけなあおむしが大きな太陽のもとで生まれ、食べて食べて成長し、時には病気になり、大きくたくましく育って、やがて蝶になる。
あおむしだけではなく、この本に登場する月、太陽、葉、食べ物すべてが生命力溢れる色で描かれ、絵を目で追うだけでも楽しく、元気が出ます。
娘は最後の見開き2ページを蝶の羽のごとくパタパタと動かして読んであげると、ちょうちょを指さして喜びます。
何度読んでも飽きることのない本。
その魅力はちっぽけなあおむしの生命力にあると思いました。