この絵本、親にとっては「懐かし〜い!」1冊です。
私自身が子供のころに家にこの絵本があって、パラパラと
よくめくって見ていたことを思い出します。
数年ぶりに見ても、色使いなど新鮮な感じを受けました。
子供のころ、お気に入りだったのがやはりあおむしの
食べた”穴”でした。あおむしが食べたフルーツや葉っぱに、
本当に真ん丸い穴があいている仕掛け絵本なので、
よく指を突っ込んで遊んだものです。
さて、息子にもこの定番の絵本をと思い、遅ればせながら
5歳の息子に読み聞かせて見ました。大好きな虫が出てくるので
お気に入りになるんじゃないかと思ったのですが、意外と無反応。
虫の穴があいている仕掛けの所になると、「おー」と言いながら
とりあえず指を突っ込んだり。
そして、あおむしがさなぎになり、蝶になるところでは無反応。
しまった。読み聞かせる時期が遅すぎました。
あおむしがさなぎになり、蝶になるのも虫好きな息子にとっては
とっくに知り尽くしていること。
公園でのお散歩や昆虫図鑑などで本物の虫をたくさん見てきた
息子にとって、カラフルにデザインされたあおむしや蝶は、
あまり魅力的ではなかったようです。
そういえば、以前エリック・カールさんの別の絵本を
何冊か読んだときにも、息子の反応はイマイチでした。
息子的には、より現実に近いリアルな絵のほうがお好みのようです。
もっと小さいころに読み聞かせればよかったと後悔しました。