まつぼっくり 日本の松ぼっくりとは少し違ったまつぼっくりですね
パーナデット・ワッツさんの絵は自然の美しさが生き生きと描かれていて うっとり見てしまいます。
高い山の上からおひさまが輝いているのも おひさまの恵みを感じますし五つのまつぼっくりが 川におちて流されていくなかで、それぞれ自分の気に入った場所を探して そこに根付いて生きていくのが すごく生命力のあると思えました
滝から落ちるまつぼっくりたちの描き方が ドラマチィクで 空の雲間からおひさまが顔をのぞかせているそこを飛び交う鳥たちなどすごく繊細に描かれていて 絵の好きな人にお薦めの絵本ですね!
海までながれていった一つのまつぼっくりは浜辺で 芽を出したのですね
作者は 「もうだれも、あの小さなまつぼっくりをみることができません
それとも・・・・・? みることのできるひとがいるでしょうか。」
と結んでいます この余韻がなかなか 粋だな〜と思いました
詩的なお話にピッタリの絵でした!
おまけかな?裏表紙の海のくじらが塩を吹いている絵もステキデス!