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表紙を見ると暗い顔した犬とその犬の黒い影が 描かれているので、暗い話か怖い話だと思っていました。 こどもが選んで読んだ絵本です。 内容はあまり小さい子が読む内容ではないですが、 テーマは人を見た目で判断しない? 人種差別や、仲間はずれをしない等の内容 だと思います。 ひねくれた心を持たずに、まっとうに生きた フリックスの性格がすごいです。 親の育て方もあると思いますけどね・・・。
投稿日:2016/05/03
このお話を子供に読んでいた時に、とっても深いお話だと思いました!猫と犬の人種差別!?的な事も描かれていたし、見た目の違いに葛藤と化する姿は、人にも当てはまって、ちょっと考えさせられました。うちの子は大まかにとらえていて、「犬も猫も仲良くね!」って言っていました。
投稿日:2013/03/25
幸せなネコの夫婦から待望の赤ちゃんが誕生。でもその赤ちゃんが犬の男の子?!だったことから、とんでもないストーリーが始まります。 赤ちゃんをフリックスと名付け、私たちの子どもだからと大事に育てる両親がとても素敵です。ネコのよいところと、犬のよいところの両方を学び、持ち前の気だての良さと努力で立派に成長するフリックスの姿に、小学校2年生の娘も「すごーい」と感心していました。 商売でも成功し、イヌ社会とネコ社会の間に立って両町を合併し、最初の市長さんにもなったフリックス。そして最後には、期待通り(?)のオチもあり、娘も私も大満足でした。
投稿日:2012/08/05
表紙からして意味深・・・・・・それは、洋服を着た犬の背後に映る影が・・・・・・大きな猫の形をしているから。 内容は上品な猫の夫妻に生まれた犬の赤ちゃん・フリックスの成長記。 フリックスは猫の町で幼少時代をすごし、小学校にあがるころ犬のおじさんのところへ居候させてもらいながらすくすくと成長していきます。 そしてフリックスは猫の町でも犬の町でも認められるほどに成長していくのです。 字が細かく文章も長いし、漢字には最低限のルビしかふっていないので 小学校中学年以上だとスムーズに読めるかと思います。 大人も読んで楽しめると思いますね。 読めば読むほど味が出る。 主人公が動物の擬人化だから割り切って読めるけど、フリックスは本当に努力家ですわ。 そのけなげな生き様からドラマを感じます。
投稿日:2011/02/27
ウンゲラー絵本ということで読んでみました。 ねこの夫婦なのに、犬が生まれてきたので驚きました。ウンゲラーなりの風刺がきいているんですよね。 ねこ社会に犬がいたら、歓迎されることはなさそうです。わかってもらえるまでには時間がかかるものだなあと思いました。 読者の照準をどこに合わせているのかわかりませんが、フリックスの恋愛のところでは「逢瀬」「深い仲」など子どもと読むにはびっくりするような言葉が出てきたのにも驚きました。 オチのところは、いち早く息子がめくってしまいましたので、オチを最初に知ってしまうことなりましたが、この流れだとありそうなオチだなあと思いました。
投稿日:2010/02/26
ネコの夫婦から生まれたイヌのフィリックス。ウンゲラーの皮肉に満ちたスタート。 でも、親の子どもへの愛は強かった。 いじめや仲間はずれにされることにも耐えたフィリックス。 イヌの社会での生活を始めました。 そこで認められていくこと、イヌ社会とネコ社会が協調できる部分を持っていること、この本の良さはそこです。 逆境に耐えるだけのサクセス・ストーリーなら、私もちょっと引いてしまいます。 フィリックスは助けたイヌと結ばれて結婚。 そして、二人から生まれた子どもがネコ。 落ちは落ちとして、生々しくないことで、ネコもイヌも分かり合えるのかなと思いました。 ウンゲラーの伝えたかった比喩については、イマイチ判らないのですが。 息子の反応は…、イマイチでした。
投稿日:2009/09/17
ネコの夫婦から生まれたパグ犬のフリックスは、両親や名付け親のイヌ(両親の友人)から愛情を注がれ、すくすくと育った。 ネコ町出身ながらイヌの学校に通い、大学の女子寮の火事から救った フランスの交換留学犬ミルザと恋におち結婚。 その後、政界入りしネコ町・イヌ町の統合を推進し、とうとう両町を 合併させて、市長にまで上り詰める。 そして、2人の間にはかわいい女の子のネコの赤ちゃんが誕生し、 めでたしめでたし! ネコ町ではネコ語を、イヌ町ではイヌ語を話し、あまり交流がなかった ようです。でも、反目し合っていると言う訳でもなさそうで、お互い 不干渉、個人的に交流する程度に見て取れます。 名付け親のイヌ・メドールさんもトランプの遊び仲間だそうです。 そう考えると、フリックスの両親も垣根をはずし、とてもオープンな 方たちですね。 フリックスが社会的に成功するのも、この両親があってこそ かもしれませんね。 興味深かったのはウンゲラーによる挿絵です。 町の様子がとても無国籍で、ターバンに水パイプのネコや、宇宙に初めていったライカ犬の記念碑があったり、漢字の看板に提灯のレストランも登場します。そこには、ウンゲラーのメッセージが見て取れる気がしました。 この新しい町のように、お互い尊重しあい、豊かに暮らしていきたい ですね。
投稿日:2009/09/16
なんとも不思議なおはなしで、今江さんの文章がその不思議さにぴったりです。 でも、子どもには難しい言葉や、ちょっとおとなっぽい表現があったりします。 今江さんは、どの年代をターゲットに訳されたのでしょう。 お話の内容も、子どもにとっては不思議ではないかもしれません。 すんなり受け止めそうです。 と言う事は、やっぱり大人のための絵本なのでしょうか。
投稿日:2007/05/17
しあわせに暮らしている猫の夫婦に赤ちゃんが生まれる。しかし、生まれてきたのは、犬の赤ちゃん、フリックス。猫の子どもとして育てられるが、犬の学校に通いながら成長していくフリックス。そして大人になったフリックスは猫社会と犬社会を結ぶ架け橋となるのでした。 国が違ったり人種が違ったりすることもそうですが、そもそも人は一人一人違っているもの。その違いをどうやって折り合いをつけていくか。難しい問題ですが、そのことを改めて考えさせられる一冊です。 絵本だけれども、小学校中学年の子どもたちに読んでほしい。
投稿日:2006/11/19
仲むつまじいネコの夫妻に生まれた赤ちゃんは、なんとしかめっつらの犬でした。でも、夫妻は愛情を込めてこのフリックスと名付けられたパグ犬を育てます。ネコ社会で肩身の狭い思いをしながらも、ネコ語を話しネコ文化を身につけたフリックス。学校はイヌの学校へ進みました。持ち前の気前よさと気立てのよさのおかげで、フリックスは人気者に。成績も優秀で、ネコ社会に育ったことが有利に働いたこともありました。大学卒業後、フリックスはイヌのミルザと結婚。立身出世をし、いよいよフリックスにも子供が誕生します…。 語彙が難しいので(「逢瀬」なんて登場します!)大人向け?。「フリックス」は異文化間コミュニケーションを伝える作品かもしれません。イヌ社会とネコ社会。いろんな文化層が対象になりえます。広い視野を持って生きたいな…と望む人たちのための絵本かな。息子に読んでいて、最後に笑ったのはわたしでした。1人の親として、こういう子育てできるかな…とネコ夫妻の子育てに感心しました。
投稿日:2002/11/27
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