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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ぼく、いいたい ことが あるの」 みんなの声

ぼく、いいたい ことが あるの 作:ジャン=フランソワ・セネシャル
絵:岡田 千晶
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2023年10月05日
ISBN:9784566080928
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,441
みんなの声 総数 20
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  • したためたメッセージ

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子30歳、男の子28歳

    表紙絵を目にした途端、とても伝わってくるものがありました。
    しかも、この題名。
    心を整えて、ページを開きます。
    きつねのぼうやが直面したのは、おばあちゃんの死。
    必死で手紙をしたためようとする姿に、心を揺さぶられます。
    あふれる思い出。
    そう、大事な人を失った時、これはみな通る道。
    きつねのぼうやの思い出に、風景がそっと寄り添います。
    そして、したためたメッセージが愛おしいです。

    投稿日:2024/02/02

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  • 大切な人がなくなって、、、

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子18歳、男の子14歳、男の子4歳

    やさしい、やさしい雰囲気の絵です。
    その中に暗い気持ち、寂しい気持ち、前向きな気持ちを感じました。
    大切な人がなくなっても、時間は流れ、毎日は変わらずやってくる。
    「ぼく」にかかわる人から、自然から、自分の行動から影響を受けながら、時間をかけて「ぼく」自身がおばあちゃんとのお別れを受け入れていったと感じました。
    最後がとても微笑ましく、未来に希望を感じうれしく思いました。

    投稿日:2024/02/04

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  • ぜひ一家に一冊。

    とても悲しく、切なく、だけど最後に勇気を与えてくれる、そんな素晴らしい1冊だと思いました。

    きっと誰にでも訪れる別れ。しかもおばあちゃんとなると相当辛いですよね。私にも同じような経験があります。いつも遊んでくれていたおばあちゃんが亡くなったとき、初めて人の死を目の前にし、その時は何が何だかわからず、本当に涙が出なかったことを覚えています。でも1日経つとおばあちゃんの死を本当に感じ、理解し、落ち着くと涙があふれていたことも覚えています。

    この本は本当に優しいタッチの絵がすごく状況をよく表現しているので、本の内容をもっと深く感じることができます。

    少しでも多くの子供たちにぜひ読んでもらいたいと思います。おばあちゃんだけでなく、おじいちゃんに対しても同じようなことが起こるかもしれないからです。

    大好きなおじいちゃんおばあちゃんたちとの別れがいつやってくるかもしれません。なので、おじいちゃんおばあちゃんが元気な今、ぜひ子供たちに読んでおいてあげたいと思いました。

    少しでも死について知っておき、万が一身近に起きた時には落ち着いて気持ちの整理がつくように、この本はきっといつか子供たちの気持ち作りに役立ってくれる、そんな気がしました。 

    投稿日:2024/02/03

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  • 死を受け止める・・・

    孫が、大好きなおばあちゃん・・今はもういないおばあちゃんを、
    求め・・そして、悲しみながらも、再生していくお話です。

    「くまとやまねこ」「おじいちゃんがおばけになったわけ」など
    愛する人との別れを描いた絵本はありますが
    こういう本は、大人向けだなぁと思います。

    絵のタッチが柔らかいので
    こころの大事な部分に、そっと手を当ててもらっているような・・
    そんな気持ちになる一冊です。

    投稿日:2024/02/02

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  • 残されたものの気持ち

    人生、必ず大切な人との別れが訪れます。きつねのぼくは、大好きなお婆ちゃんの死という悲しい出来事に直面します。そのどうしようもなく悲しい気持ち、喪失感、それを乗り越えていく様子が、静かに丁寧に描かれています。この絵本が、お涙頂戴的でなく、心にそっと染みてくるように感じるのは、優しいイラストの魅力が大きいと思いました。

    投稿日:2024/02/01

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  • 最後のページの「ぼく」、最高です! 受賞レビュー

    • よし99さん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 大阪府
    • 女の子0歳

    大好きな人が亡くなる、そんな経験を初めてした時、子どもはどんな感情を抱くのでしょう。
    大好きになるには、どんなことをしたり思ったりするのでしょう。そんなことを頭に浮かべながら読みました。
    絵本の醍醐味は、文字のない、絵だけのページがあること。そこにどんな絵がかかれていて、何がつまっているか、それを感じたり想像したりすることで、心が豊かになるのでしょうね。
    最後のページの「ぼく」、最高です。

    投稿日:2024/01/31

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  • 背中をさすってやりたい。

    作品が発するメッセージは、いたってシンプル。
    ただ、大好きなおばあちゃんに会いたい。大好きだと伝えたい。

    この作品の一番の魅力は装丁の挿画だと思う。
    主人公のきつねの男の子の背中が、なんとも柔らかそうで、悲しそうで、思わずさすってやりたくなるような。そういう背中。

    途中に出てくる、切り株にぼんやり座っている姿も、肩のあたりを撫でてやりたくなる。

    多くを語らず、暗くもの悲しい色彩が印象的な作品です。
    孤独と向き合いたい人には良いかもしれません。

    投稿日:2024/01/27

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  • きゅうにおもいででむねがいっぱいになる

    『あかり』や『だいすきのしるし』など、岡田千晶さんの繊細でかつ温かみのあるイラストがだいすきなので、こちらも読むのが楽しみでした。
    大切な人との別れを経験した子の気持ちに寄り添う物語です。
    「きゅうにおもいででむねがいっぱいになった」という場面があるのですが、自分も体験したことがあったので、「わかるわかる!」と共感しました。
    「いまはさようならね」というセリフが素敵で、感動しました。いつか誰かに言ってあげたいなと思います。

    投稿日:2024/01/28

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  • 悲しみが大きいと

    悲しみが大きいと、涙は出ないようです。

    仲良くしていたおばあちゃんが亡くなって、それをどう受け止めていいのか戸惑っている子ギツネは、泣くことをしません。
    衝撃があまりにも強すぎて、悲しみに浸ることができません。

    それでも、少しづつ少しづつ受け入れていっている様子が健気で、自分がそこにいたら、ぎゅっと抱きしめてあげたい気持ちになりました。

    絵本の最後で、子ギツネは、言いたいことをようやく手紙にすることができました。
    おばあちゃんのいない世界に一歩踏み出した瞬間でした。
    子ギツネは、もう大丈夫ですね。

    投稿日:2024/01/22

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  • 僕にも言いたいことがあった

    読んでいて、途中から涙が出てきてしまいました。
    亡くなったおばあちゃんに向けて、整理しきれない孫の思いが溢れ出てくる絵本です。
    まだまだ話したいことがいっぱいあるのに、話しかけたいおばあちゃんはもういません。
    思い出の場所を巡ってもおばあちゃんはいません。
    でも、この子は少しずつその死を受けとめて行くのです。
    カミナリの落ちたかしの木の傷が、しだいに消えていく風景が印象的です。
    狐の子を主人公にしたことも効果的に感じます。
    心象風景のように描かれた絵に、心が浄化されていくような絵本です。
    届くことのない手紙をしたためて、この子は落着きを取り戻せたようです。

    僕にも言いたいことがいっぱいあった。
    残された者はいつもそうです。
    でも、いつかはさようならを言わなければいけないのです。
    生きていく者の宿命です。

    投稿日:2024/01/10

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