「ノンタンぶらんこのせて」 みんなの声

いろいろ理由をつけて
なかなかぶらんこを換わってくれないノンタン。
でも、それがお友達を怒らせてしまいます。

小さい子に「じゅんばんこ」を教える時に
とっても分かりやすい絵本だと思います。
絵本も楽しめてルールも学べる絵本です。

子供って意地悪をしているんじゃないけど
独り占めしたり、
人の物をとったりすることがありますよね。
でも本人はわざとじゃなくて
一緒に使うとか順番というのを
分かっていないだけ。
もしくは分かっているけど上手く言えないだけ。

そんな子供の気持ちや行動がよく描かれています。

ブランコを独り占めしたいノンタンは、お友達に「かわって」と言われても、なかなか降りようとしません。すると、お友達は怒ってしまって・・・。
うちの子供も２歳をすぎたころからだんだんと社会性が出てきて、お友達と仲良く遊べるようになってきました。保育園に通っていますが、自分が遊びたいおもちゃや、遊具も「じゅんばんこ」しないとけんかになっちゃいます。先生方が上手に誘導して順番で遊べるようにしてくれているようですが、ちょうどこのお話に出てくる「おまけのおまけの・・・」のフレーズをみんなで声をそろえて言っているようで、喜んで一緒に読んでいました。
保育園に通っているお子さんはもちろん、公園で毎日お友達と遊んでいる家庭保育のお子さんにもお勧めです。ぜひ、「おまけのおまけの」で気分良く順番が守れる子どもを育てたいですね。

ノンタンの絵本は　3歳の息子がどの本も大好き。
毎日読んでも飽きません
この絵本で１０を数えて　順番かわるということが　ちょっぴり身に付きました
色んないいことを教えてくれるノンタンに感謝


でも息子は　時々　ノンタンが冒頭で独り占めする部分とかをマネして　「まだあそぶんだもん」　とか言うときもよくあります笑

のんたんが順番を待つことの大切さを
楽しく、ユーモラス教えてくれます。

息子はこの本で、数と待つことを教わったのかな。

最後の
♪おまけのおまけのきしゃぽッぽ、ぽーっとなったらかわりましょ
が大好きです。

応用編で、お風呂からあがるときも
最後にこの歌を歌ってから出ます。

私も、幼いころ何度も読みました。
30年たっても、子供の心に寄り添ってくれるステキな本です。

この絵本に出てくる歌は順番を変わってほしいときの定番になっていますね。
うちの娘ははじめ保育園でこの歌を教えてもらってきました。
子供達はこの歌を歌うと素直に順番を変われるからすごいです。
のんたんが１０まで数えることができなくて、みんなで一緒に数えるシーンは娘も張り切って数えています。

のんたん　のんたんブランコのせてー
でものんたんはブランコ独り占め・・・

みんなを怒らせてしまったのんたん
１０までかぞえたら　代わることになり
いつも子供達は楽しそうに１０まで数えます

今では兄弟での貸し借りは数えてからが定番になりました
のんたんからの影響力はすごいです（＾＾）

何度この順番待ちの歌に助けられたことだったでしょうか。

ぶらんこ乗りがとても楽しくて、なかなかお友達に譲れない。
ぶらんこに乗りたいのに、なかなか替わってわってもらえない。

必ずどんな子どもも、どちらの立場も経験したことがあります。

そして、それを近くで見ている親としても、
前者だと、もっとずっとやっていたい気持ちも分かるけれど、友達のことも思いやってあげてほしい。
後者だと、やりたいのに、「替わって」ともいえず、ずっと我慢をしている姿を見て、かわいそうになってしまう。
どちらの立場でも、それぞれに複雑な思いがありました。

でも、このノンタンの順番待ちの歌は、まるでおまじないのようで、明るく不思議な力があるように感じました。

替わってあげるほうも、替わってもらうほうも、歌が終わるまでに、気持ちをも切り替えているようです。
　
替わった後も、お互いにさっぱりとした気持ちで、順番こを楽しんでいるようでもありました。

ぶらんこに限らず、順番こというルールを学んだのは、わかりやすいこの歌のおかげも大きかったと思います。

２歳ともなるとエゴが非常に出て来て、私のものもお友達のものも自分のもの！みたいな光景が日常茶飯事。頭ではいけないと分かっていても、やっぱり自分の欲が勝っちゃうんですよね、２歳は。そんなときにこれを読みましたが、これはとても良い！公園で「ノンタンはどうしてた？」っていうと考えてから譲ることを覚えました。ただ単に大人が「駄目」といっても聞かないですが、ゆっくりと考えさせると意外と効き目があるんだな、と思いました。良かったです！

ノンタンシリーズはいつでも子どもに大人気♪

この「ぶらんこのせて」はいろんな理由をつけては
なかなか順番をかわろうとしないノンタン。
でも、本当は10までの数がわからなかった…。

じゅんばんこ♪っていうのを楽しく理解できるだけじゃなく
「ノンタンのために一緒に10まで数えようか♪」と
子どもと一緒に数を数えて
数字を楽しく覚えることもできる絵本だと思います。

おそらく、僕自身も子どもの頃に読んだような記憶があるけれど
今もなお愛されているのは嬉しくもあり
大人になって読み返した今、あらためてその良さを感じたりするのです。