これまで何千冊という数の絵本を読んできましたが、表紙の色使いや斬新なデザインからして、「ありそうで、なかった絵本」という印象を受けました。切り絵(影絵)の美しさ、そして、あっと言わせる展開は、まさに手品師の魔法にかかったよう・・・。
3歳くらいの子に読んであげたら、けたけたと声を立てて笑いそうですが、3年生の娘も目をくりくりさせながら楽しんでいましたよ!
「幸せの絵本」レビュー大賞の1冊としていただいた絵本ですが、100冊の中にこの絵本が選ばれたのも頷けました。まだまだ出会っていない絵本が、どれほどたくさんあるだろうと思うと、それだけでわくわくしてきます。「幸せの絵本」を通して、この絵本に出会えたことにも感謝しています。