「とのさまサンタ」 みんなの声

この絵本、息子のお気に入り絵本です。

クリスマスシーズンということで
この絵本を読んであげると、
すごく気に入ったようで、
息子の『もいっかい！！』コール。

この本は、日本版クリスマスという感じなのかな〜？

ちょっと、ナンセンス絵本なところが
きっと息子は気に入ったのだと思います。

サンタクロースと間違えて、
とのさまが、泥棒をつかまえるところなんて
笑えますよ。

「とのさまサンタ？」娘が図書館で見つけて、「これおもしろそう〜〜」と借りてみました。
大人なのに遊びが大好きなとのさまが、泥棒とサンタを間違えたり、自分がサンタになって空を飛んだり・・と笑わせてくれました。長野さんの絵は　いつもながら可愛かったです。
裏表紙には　とのさまが包帯巻いて寝ている後ろに・・・とのさま、サンタさんが来てるよ♪♪

あはは。色んなクリスマスの絵本がありますが、これは、かなり異質です。お笑い好きな長男向けの、ユニークなコメディみたい。

だって、『とのさま』が『サンタ』？！
この、ミスマッチ感がいいですよ。

外国のお客様に、クリスマスの本をもらった殿様は、家来達に無理難題の命令を出します。
お城をクリスマスツリーにしろ！だとか
えんとつを１００本たてよ！だとか・・・
しかも、クリスマスが待ちきれず、自分でカレンダーをめくって・・・？？？

この、わがまま放題のやんちゃな性格は、子どもの頃大好きだった寺村輝夫さんの『王様』シリーズを思い出させます。

裏表紙に至るまで、笑わせてくれます。
普通のクリスマス絵本に飽きてしまったら・・・こんなユニークな絵本も手に取ってみてはいかが？！

もしも、昔の日本の殿様が「クリスマス」の本を外国の使者にもらったら・・・、といった奇想天外な発想から話は、すごい方向に進んでゆきます。
この殿様とクリスマスという無理やりな結びつきが、滅茶苦茶楽しいくて、一体どうなっちゃうのかと、ワクワクドキドキしてしまいます。
例えば、トナカイなんていない日本で、一体どうやってソリに乗って、殿様サンタが、空を飛ぶのか。この難題をこの殿様は、やってのけてしまうところがすごいし、またその方法が笑えるのです。
斬新なクリスマス絵本なので、いわゆるクリスマス絵本に飽きた人にとってもお薦めです。爆笑できます。私は、こういうの大好きです。

ちょんまげ姿のとのさまはクリスマスにワクワク・・・。時代設定はあえて無視して読んで下さい。あれやこれやとサンタさんを迎える準備をするのですが、待ちきれず自分がサンタに！ワガママぶりがかなりあっぱれです。絵本の色調も赤・黄・緑がメインでインパクトあります。クリスマス前に子供に読んであげると気分が盛り上がりそうな作品です。

この本は近くの図書館で偶然手にして、わたしも子どもも気に入ってとうとう購入しました。クリスマスの絵本はいろいろありますが、とのさま→サンタという発想がおもしろい。数あるクリスマス関連の絵本のなかでは、変わった１冊です。とのさまといえども、やっぱりサンタさんに来てほしいというお話です。

遊ぶことの大好きなとのさまが、巻き起こすコメディ。
外国のお客さんから「クリスマス」の本をもらった殿様は、すっかりクリスマス気触れになってしまって、家来たちに次々と命令を出します。
やれ煙突をつけろだとか、お城をクリスマスツリーみたいにしろとか。
サンタさんが待ちきれない殿様は勝手にカレンダーをめくって、２４日にし、たまたまやってきた泥棒をサンタと間違えたりします。
最後には自分がサンタに変身して、大凧に乗り込みますが、大風にあおられて、お城の上のほうに引っ掛かってしまいます。
「はしごをもってまいれー」とのさまはこえをはりあげてさけびました。でもけらいたちはつかれはてて・・・、だーれもめをさましませんでした。
裏表紙には大ケガしている殿様の絵。そして、その後ろをそっと歩く赤い服の人陰。
最後まで、楽しませてくれる絵本です。