はっきりした絵と、文章。
うちの息子の大好きな乗り物絵本の一冊です。
短い文章の中でも、ちゃぁ〜んといろんなところに視点を置いていますよね、この絵本。
トンネルがあり、線路があり、線路を工事する人や、電車の中の人の様子にも、ちゃんとスポットライトを当てている。
そして、山の中を走ったり、家の建て込んだ町の中を走ったり...
夜になったらライトをつけて...
風景もかわるし、時間も感じられます。
いつも、私が、題と一緒に作者の名前を読むせいもあるんだけど、図書館で、この絵本を見つけると、うちの息子は、
「でんしゃだ!」
と言わず、
「あ、お母さん。バイロンバートンがあった!」
と言って喜んで、持ってきます。とても印象に残る本なんだなぁと思います。