「つんつくせんせいとふしぎなりんご」 みんなの声

つんつくせんせいの存在は知っていましたが、読むのは初めてでした。同じ格好をした子供たちが整列して先生についていく姿は、マドレーヌを連想しました。

独り占めしたどんぐりを渡したくなくて「持ってない」と嘘をつく先生。全然「先生」っぽくない！生徒よりも子供っぽいです。

教育的な目で見たらNGなんでしょうけれど、楽しく読めました。娘も「つんつくせんせい、仕方ないねぇ」と言いながら、気に入って何度も読みました。

　つんつく先生シリーズなので娘が借りてきました。
ちょっととんでるつんつく先生、今回は子供みたいに園児達にも内緒でどんぐりを独り占め。
でもそれはりすの夫婦が集めた大事などんぐりなんですよ〜
　りすの夫婦は頼りになるはりねずみのおばさんに相談。
はりねずみのおばさんは、子供達を集め、何やら考えがあるようです。
　つんつくえんのみんながりんごの絵を描きに行く前に、先回りして、りんごを集め、くりとりんごのくりりん・くりんごダンスを大披露。とっても楽しそう！はりねずみの子供達がかわいいんです！まさにくりのイガイガに見えますね。
娘も先日、初めて山でイガに入った栗を拾い、苦労してイガから取り出した経験をしたばかりだったので、りんごをあのイガに突き刺して･･･と想像しているようでした。
　調子に乗ったつんつく先生は踊り出し、どんぐりをばらまいてしまい･･･めでたく、りすの夫婦のもとにもどりましたよ。よかったよかった。

つんつくせんせいをぱっと見た感じはマドレーヌのミス・クラベル先生を連想さすような風貌で園児たちの格好もマドレーヌ達を思い出しました。黄色い帽子に青い服。でもミスクラベルとは性格が全く違います。子供っぽい先生で面白いのですがウソをつくのはよくないと思います。うそを仮についてしまったとしてもちゃんと謝って欲しいなと思いました。娘は楽しく聞いてましたよ。季節的には読むのにちょうどよいと思います。

リスが一生懸命に集めたドングリをそれとは知らず、全部ポケットに入れて持っていってしまったつんつく先生。
ここまでは、知らなかったので、仕方がないのですが、ドングリを持っている人は、出してくださいと言われて、嘘までついって、出そうとしないのはどうしてでしょうか・・・。たかがドングリ、全部でなくても、半分でも分けてあげればよかったのに・・・。そうすれば、最後にあんなに恥をかかなくってすんだのにね。
つんつく先生シリーズは、かわいらしくて、ちょっととぼけた感じもあって、楽しい絵本です。

先日、とっても立派なイガグリを頂きました。
そんな所にこの本・・・グットタイミング！！

私の近くの動物園にはハリネズミはいません（たぶん）。
そして、子供も、栗ご飯を食べる機会はあっても、イガグリを見る機会は、いままでありませんでした。

この絵本は、ハリネズミが、栗にふんして、ダンスを踊るのですが、その辺のことが、とってもリアルに感じられてと思っています。・・本当は、ハリネズミもちょうど家にやってきたら、サイコーだったのですが・・・

つんつく先生、先生なのにずるがしこい・・・
それでも、ちょっとオッチョコチョイなのが、愛されるポイントなんでしょうね。
”うそをついて、あとから恥ずかしい思いをする”ということを、ユーモアいっぱいで、明るく、さらっと描いています。

楽しく読みました。

うちではすっかりおなじみのつんつく先生シリーズ。
さあ〜今度は何をやらかすのかなあ・・・つんつく先生。
森へりんごの絵を描きに行ったけど、
途中でリスの夫婦が集めたどんぐりをこっそりポッケへ入れたつんつく先生。
取り返そうと　リスとハリネズミが計画した「くりりん・くりんご作戦」とは・・・。
つんつく先生の新たな発見は、踊りと歌が好きな事。
つんつく先生の軽やかなステップを見てあげて下さい。
次はどんな事をやっちゃうのかなあ？
普通だと考えられない先生だから　楽しいです。

テレビ絵本でやっていたつんつくせんせいを見て
娘が「つんつくせんせいの本がほしい」というので
買った本です。
つんつくせんせいのシリーズの中で私もこれが好きで、
娘もこれが一番好きだったようで、
買ったときは「やったー」と喜んでくれました。
なんといっても「クリリンクリンゴダンス」が好きだったようです。私もテレビ絵本のナレーションに負けないように
楽しく読むんですが、娘もその部分を一緒に歌うんです。
息子はつんつくせんせいがどんぐりを落とすところが大好きなようで、そこでは絶対に「あーーー！」と声をあげます。
私的にはつんつくせんせいの行動に疑問を感じる部分もありますが、そういう先生なんだと思ってます。
そう思わないとちょっと「え？」と思ってしまうかもしれません。

この本を読んだ夫の感想は「ひどい先生なんだよ！」

笑ってはいましたが、こんな先生がいたら、親としては困ります。幼い子供には反面教師は必要ないと思いますから。物騒な事件が多発し、倫理観を疑うような大人が多くなってきた昨今、せめて幼い子供達の周りには、尊敬できる人がいてほしいと願います。

まあ、お話の世界ですから、ここまで目くじらたてることはない訳ですけど。

親の心配をよそに、幼稚園児の娘はくりりん・くりんごダンスが気に入り大満足でした。

最後の場面は考えさせられるものがありました。子供って、大人の過ちを許してくれるんですよね。

まあちゃんシリーズで、たかどのさんのファンになりました。
今回はつんつく先生が、どんぐりを独り占めしようとします。
あらあら、幼稚園の先生のくせにそんなことしていいのかしら？
持ち主のりすの夫婦は泣いてますよ！！
最後までかくそうとしたりして、教育的にはちとまずいのかもしれません。でも、私は個人的に、つんつくせんせいの人間的なキャラは好きです。
たぶん、先生もうそがばれた時、かなり恥ずかしかっただろうし、反省したんじゃないでしょうか？！
悪いことをまったくしない人なんていない（いや、いるのかもしれないけど？！でも、うそくらいなら誰でもついたことありますよね〜？！）と思うので、してしまった後どうするかが大事な気がします。
ぜひぜひ、幼稚園や保育園の先生たちに読んでいただき、子供たちと色々話し合うきっかけにもしてほしい絵本です。

子供たちの描いた絵を見ると、子供たちはそれでもつんつくせんせいが大好きなのがわかってほっとします。
そう、幼稚園の先生としての素質は、子供たちに判断してもらうしかないでしょうね〜。
くりりん・くりんごダンス見てみたいなあ。

おっかしいぃ！こういう感覚が恋しくなったときにお勧めです。
つんつく先生が子供達とりんごのスケッチにでかけます。途中で、つんつく先生はどんぐりを見つけました。なんと、つんつく先生は子供達を先にいかせて、そのどんぐりをこっそり独り占めしてしまいます。（先生がこんなことするなんて、こんなお話ないよなぁ？）
ところがそのどんぐりはりすが大切にしていたもの。りすは困ってはりねずみのお母さんに相談します。はりねずみのお母さんはつんつく先生から取り返そうとダンスの発表会を企画します。
そのダンスの発表会でつんつく先生からどんぐりをとりかえせるでしょうか？どんぐりを持っていたことがばれてしまったつんつく先生。そのあわてぶりもおもしろいですが、なんとも、このお話の展開。おもしろいとしかいいようがないくらいおもしろいです。絵もおちゃめでかわいいです。
この本の感想を書いている私に、「この本おもしろいよね。おかしいのほうがいいかな？」と娘。そうぞ楽しんでください。