ちょっとわがままでやんちゃなノンタン、今回はなぜかなかまはずれ。みんながたのしそうにいろいろなものを持ってくまさんの家にあつまるのに、ノンタンだけは入れてもらえません。
めげずになんとかのぞき見しようとするときのノンタンの表情・そんなノンタンの性格は百も承知で先回りするお友達の息遣いまでが鮮明に伝わってきます。昔、かくれんぼしていて見つけられるのでは...とどきどきしてた時のような緊張感!
いじけて「もういいよ、あそんであげないから!」と強がるノンタン、改めてお友達と遊ぶ楽しさ、遊べない寂しさをかみしめるのですが、こういう気持ちが子供の共感を呼ぶのでしょうね。
最後には自分の誕生日祝いの準備をみんながこっそりしてくれていたことを知るノンタン。でも、ケーキやクッキーがいっぱいのサプライズパーティーの感激よりも、寂しさを知ったノンタンには友情がなによりうれしいプレゼントだったのではないかなと思います。