訳が高畑勲さんということで、どの絵本を翻訳したのかとても気になり読んでみました。
読み聞かせということで、息子も一緒に読んだのですが、漢字にはふり仮名ががついていないので、低学年の子が一人で読むには難しそうです。
そのままアニメでも通用しそうな内容だと思いましたが、アニメ映画の絵本版なんですね。
赤ん坊が自分の意志で自分の力で生まれてくる場面が、まず不思議でしたが、力強さを感じました。
ある使命を持って生まれてくる特別な子どもなんだろうという気がしました。
終始昔話風な不思議なお話で、展開が読めませんでした。
それだけに先がどうなるのか引き込まれてしまいました。
最後には驚きましたが、憎しみや争いは、憎むことや戦うことでは解消されないことを思いました。
愛することがすべての原動力であることを改めて思います。