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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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大きな木のような人」 みんなの声

大きな木のような人 作・絵:いせひでこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2009年03月
ISBN:9784061323926
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 35
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35件見つかりました

  • 心にしみる絵とお話

    子供が興味をもったことに、静かに、しっかりと答えてくれる大人がいるということは、いいことだなと思いました。心にしみるような絵とお話がすてきです。

    最後のページに、この本に描かれた植物の名前が紹介されています。こんなにたくさんの種類が描かれていることに、びっくりしました。

    ルリユールおじさんの、あのソフィーがこんなに大きくなっていたんだ、とうれしくなりました。さえらが大きくなった物語も読んでみたいなと思いました。

    投稿日:2010/06/20

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  • あったかい

    あったかい雰囲気の絵本です。
    お庭の木々や花がとってもきれいで気に入りました。

    子どもには伝わりにくいかも知れませんが、
    人とのつながりが与えてくれるやさしい気持ちがあふれています。

    投稿日:2010/03/15

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  • タイトルの 大きな木のような人

    私は、 木をみると すごく力をもらいます この絵本の作者の木に対する思いに魅せられて 読みました。
    木の根っこも 空気を求めて 地表にでる。 共感します 鞍馬山の木の根っこを思い出しました。 それはそれはすばらしいのです!

    木のトンネルの中を歩くと 心がいやされます   本当にこの絵本は見ているだけで いやされます。

    人はみな心の中に、一本の木をもっている。

    この言葉が 心に残ります。

    絵本の中に出てくるさえらという子は 本当に繊細な 優しい子ですね
    プラタナスの大きな木が 印象的です!
    木は 春 夏 秋 冬と 季節の変化を しっかり根を張って生きている 
    感動しますね!  人間の命より 長く生きている・・・・

    そして いろんなものを 見てきたんですね

    ー森のように大きな木。 星降る夜も、 雪の日も。 この木を支えて根があったんだ。 250年もこうしてー

    この絵を見ていると すごい重みを感じ心がふるえます!

    さえらの絵が 植物園に飾られている
    何だか 嬉しくなります

    この絵本は どちらかというと 大人むけなように思います。
    私は 良い絵本に出会えました!

    一つ一つの絵が 優しくて美しいのです
    作者の 自然に対する深い思いを感じて・・・・・

    投稿日:2010/02/15

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  • さえらは、いせ先生の分身ですね

     『ルリユールおじさん』のあとに読みました。

     植物学者と絵を描く事が好きな「さえら」という日本の女の子のひと夏の交流。
     舞台はフランス国立自然史博物館の植物園をモデルにして描かれたそうです。
     「あ〜、『ルリユールおじさん』のソフィーは、植物学者になったんだっけ。」と思い出しつつ読みました。
     樹齢400年のアカシアの木が、こちらにも出てきて美しい。
     登場した植物の多種多様さ。
     その生態をさりげない台詞の中で、読者に興味を起こさせます。

     植物園にスケッチにやってきて、神出鬼没のさえら。
     ときに、庭師を驚かせ困らせ。
     植物学者にひまわりの種をもらい、育てることの喜びを得て…。

     この本で、ソフィーに再会できるとは思いませんでした。
     植物園の描写はいうまでもなく、さえらの動きだけでその表情が見えてくる絵でした。
     かわいらしいしぐさに惹かれ、一緒にひまわりを育て、植物園をかけ回っている錯覚を覚えました。

     “心の中にしっかりと根をおろす”という言葉が印象に残りました。
     エンディングの素敵な冬の植物園の情景が、目に浮かぶようでした。
     
    「長生きなんだな〜、ぼくの人生の何倍も生きて、この世の中を見てきたんだ〜、は〜。」とため息ひとつの息子でした。

     この植物学者のモデルとなった方とは、35年来の親交があるそうで
    す。
     その草花ひとつひとつのエピソード話に“私の耳も目も鼻も子どものそれになった”という解説を読み、この強烈な好奇心こそがすばらしい作品の源なのだと納得しました。
     そして、さえらは、いせ先生の分身ですね。
     私のお気に入りがまた一冊増えました。

    投稿日:2009/10/24

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  • 絵だけで十分楽しめます。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    子どもが読んでも、何の問題もありませんが、どちらかというと、中高生以上の大人のための絵本のような気がします。

    後書きを読むと、伊勢さんご自身の渡仏デのエピソードから生まれた作品のようですが、主人公は小学校高学年くらいの少女でした。
    この少女と、植物研究所の博士との、交流が周りの植物たちとともに、優しく描かれていました。
    この絵本は、とにかくいせさんのイラストが素晴らしいので、文章がなくても、絵だけで十分楽しめると思います。
    特にいせさんファンの方は必見ですね。

    投稿日:2009/09/06

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  • しんどい時こそ最高の処方箋

    素晴らしいさわやかな気持ちになれる絵とストーリーです。

    大きな木と彼の魅力も十分でています。

    それとカバーをはずすと さえらのわくわくした

    絵が・・・これは、図書館で借りて来ては

    見れません。しっかりした嬉しい装丁です。

    小学生高学年から大人が楽しむ絵本かもしれません。

    中でもネムの木やアサギリソウなんか大好きで、いろんな木や

    野草も知ることで自然に、私自身が興味を持つ
    つようになりました。
    「ありがとう」と言いたくなる絵本です。

    投稿日:2009/09/07

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  • 芽が出た瞬間はたまらない!

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    植物園のひんやり心地よい空気が伝わって来るような、いせさんの絵
    が心にしみます。

    グリーンがページを覆う中で、黒いセーターを着て存在を思いきり
    主張しているかのようなさえら。
    彼女は人恋しかったのでしょう。わざと人目に触れるような行動を
    くり返し、自分を見て欲しかったのでは。
    その渇いた心に水をやり、反発をスポンジのように吸い取って
    くれた植物学者の先生。大きな木のような人。

    発芽を待つさえら、そして成長を喜ぶさえら。
    かわいいですね。

    ソフィーも素敵なお姉さんになりましたね。
    さえらも将来魅力的な大人になってくれるでしょう。
    続々編を待っていてもいいでしょうか。

    この植物園は実在するとの事。是非訪れてみたいです。

    投稿日:2009/07/28

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  • まるで、一冊の画集

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    植物園の中で出会うたくさんの木とともに、少し違う雰囲気を持つ少女『さえら』と出会います。
    『人はみな心の中に、一本の木をもっている。』
    さえらの行動には、自分の表現が苦手なところが感じられますが、木を通して、少しずつ心を通わせていくところが、なんとも言えません。
    どんな時にもやさしく寄り添う、木の存在がとても大きく感じました。
    植物園の中のたくさんのスケッチ画は、少ない言葉の中に、多くの物語がありました。
    ふと、心が優しくなれる一冊です。

    投稿日:2009/06/19

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  • 時の流れを見守る

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    パリの植物園に通う少女と植物学者のお話です。
    絵が好きで植物園に通ううちに、園の一員のようになっていく少女。
    それを、植物学者が過去を振り返るかたちで書いてあります。
    第3者的な視点で進んでいるので、時の流れを叙情的に感じました。

    時が流れていっても、いつも変わらない大きな木の存在感が、重厚でいいなあと思いました。
    題名になってる「大きな木のような人」というのは、この学者のことなのでしょうが、学者が主人公と言う訳でもなく、不思議な絵本でした。

    でも素敵な気持ちになれる本なので、大人の方に読んでほしいかなと思います。

    投稿日:2009/06/17

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  • 心の中の木

    • 桜子さん
    • 50代
    • その他の方
    • 大阪府

    表紙を見て、とても惹かれました。

    最初、さえらのことを男の子と勘違いしていました。
    とても、いい動きをしています。
    植物園の中を生き生きと。

    ひまわりの芽がでるまでのさえら
    雨の日に、傘を差しかけてるさえら
    とても、いとおしくなっちゃう。
    さえらは、ちゃんと心の中の木を
    育てていくでしょう。

    ソフィーにもまた会えて、嬉しかったです。

    こんな植物園が近くにあったら
    私もさえらのように、毎日でも
    通いたいと思うのです。

    投稿日:2009/06/03

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