ラモン 絵が大好きでいつでもどこでも 絵を描いていた彼が兄さんのひと言に傷つき絵を描くことがいやになるのです
こういう事は良くあることですが このお話は三にん兄弟が出てきて
ラモンの心の傷を癒し立ち直らせてくれたのが 妹のマリソルなんですね
妹はラモンがくしゃくしゃの丸めて捨てた絵を自分の部屋にきれいに貼って「かびんの きもちが するもん」といってくれたのです
優しい妹に救われましたね
「っぽい」の意味がわかりました
せかいをまるごと あじわって くらしました
めでたし めでたし
こう終わっていますが・・・・
お兄さんは? どうしているのかな? この兄弟関係 親達は登場していませんが どうもそこも気になる絵本でした
あとがき
自分のために 絵をかくこと 、自分の声に耳をかたむけることをおしえてくれた、美術の先生にこの本をささげるとありました
作者の言いたいことは少し分かりますが・・・・少し心に残る兄弟の関係でした