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ちょっとまって、きつねさん!」 みんなの声

ちょっとまって、きつねさん! 作・絵:カトリーン・シェーラー
訳:関口 裕昭
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年07月
ISBN:9784895726771
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 27
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  • 濃厚なユーモア絵本

     まず、表紙。「ユーモアな内容かな?」と期待しちゃいます。
     カトリーン・シェーラー?知らない。知らないぞ。初めて聞く名前。

     扉絵からストーリーは、始まっています。
     
     [1ページ目に、この絵本のお約束を読者に提示。]
     ここは、きつねとうさぎが「おやすみ」をいう場所。
     
     ここで、きつねとうさぎのぼうやが会ってしまいました。
     きつねは、『ごちそうだ』。
     うさぎのぼうや、どうするどうする。

     ペロリと食べられてしまいそうになるうさぎくん、知恵をはたらかせ、「お約束」を持ち出し、きつねを…。

     
     絵がとても素晴らしい。
     毛並みまでわかる筆致ながら、リアルなのに どのキャラクターも愛らしくユーモラス。

     中でも、恐いきつねを手玉にとって、「お約束」攻めで言いくるめるうさぎくんの論客ぶりの表情と、自信たっぷりな態度。

     はて?ポカーンとしているきつねの表情と、頼りない様子。

     これが対照的で面白いんです。

     息子に一番うけたのは、きつねの寝顔。二人で笑いました。
     寝てるときは、みんなかわいいんですよね。

     うさぎの親の反撃に、またもぼうやは、「お約束」を持ち出して…。
     あぁ〜〜〜〜〜、この次のシーンもおかしくっておかしくって。

     最後のページも、最高です。

     文も絵も、久々に濃厚なユーモア絵本を楽しめました。

     
     カトリーン・シェーラーさんのほかの作品も、日本で読めないのでしょうか。

    投稿日:2009/07/16

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  • ヨーロッパの山奥では、深く淋しい森の事

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    2009年てい学年の課題図書ということで、
    各本屋さんにコーナーが設けられていて、
    その中でもひと際目を惹いたのが
    「ちょっとまって。きつねさん!」でした。

    どの本屋さんでも、手前の見やすい棚台に置いてあります。
    たぶん、どの本屋の児童書担当の方も「素敵な絵本だ」と、判断したからなのかもしれません。

    本文中の「…、ここは きつねと うさぎが おやすみなさいをいう ばしょだってことを?」気になりました。

    というのも、最近グリム童話を読んでいて、ある物語にとても似たような言葉が出てきたからです。
    「きつねとうさぎがおやすみなさい」を言い合いたくなるくらい、深く淋しい森の中の事って、事らしいです。
    たぶんヨーロッパの山や森に囲まれた地方では、あたりまえように使われている言い回しなんだと思います。

    うちの子たちは、ちょうど、このグリム童話を聞かせた後だったので、すごく自然にうさぎ坊やのセリフを受け止めていたように感じます。 

    また、イラストもすごく表情があって、きつねの間抜けさが出ていて、笑っちゃいますよね〜。
    特にきつねの口がすごい!と思いました。
    (この作者、絶対犬を飼ってると見た!)
    読み語りに使うなら、中学年でも、もしかしたら高学年でも面白いと思います。

    投稿日:2009/07/14

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  • 坊やの作戦?

    課題図書だということで借りてきました。

    うさぎのぼうやの「ちょっと、まって!しってるよね、ここはきつねとうさぎがおやすみなさいをいう ばしょだってことを?」から始まり、食べようとするキツネに次々と注文をだしていきます。

    最初、こんなに注文を出すのは、キツネからうまく逃げるため理屈をこねているだけなのかと思っていましたが、違ったのかしら?
    キツネをやっつけようとするお父さんうさぎにまで「ちょっと、まって!」と言い出したのには意外でした。
    うさぎのぼうやは、単純に「ここはきつねとうさぎがおやすみなさいをいう ばしょだ」ってことを守りたかったのでしょうか?
    それとも、悪い奴でも命までは奪ってはいけないということなのでしょうか?
    私は最後少しだけ疑問が残りましたが、娘は「キツネが入って来ないようにドアに釘打って寝てるのが面白かった(笑)」とお話を楽しんだようでした。

    投稿日:2009/07/03

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  • 言い訳?

    • トウシローさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    食べられそうな、ウサギが、何度も「ちょっとまって!!」と言って、言い訳をします。これを言い訳ととるか、知恵者ととるか・・
    でも、読みながら、キツネも正直なイイ奴では・・と思ってしまいました。
    うちの子供達も、ちょっとまって!と言いながら、言い訳している、一緒だな・・・と読みながらニヤニヤしました。

    投稿日:2009/05/08

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  • うさぎのぼうやの知恵

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    読書感想文全国コンクール小学校低学年の部課題図書。
    迷子になったうさぎのぼうやが出会ったのははらぺこぎつね。
    うさぎのぼうやは知恵を働かせて難をくぐりぬけるのです。
    この場所で、きつねとうさぎが出会うと必ずおやすみなさいを言う約束、
    という前提があるのですが、ちょっと唐突で???になってしまいました。
    でもあとは、その前提で、うさぎのぼうやが繰り返しきつねに約束を突きつけます。
    このあたりは、ハラハラ感と痛快さが楽しめますね。
    ラストはめでたしの家族愛。
    得意そうなうさぎのぼうやに、子ども達も共感できるでしょうね。
    スイスで出版された作品の翻訳本ですので、
    色調や雰囲気が少しとっつきにくいかもしれません。
    全国の子どもたちは、この作品でどんな感想文を書くのか、
    ちょっと興味がありますね。
    私は・・・自分の子守唄で寝てしまうきつねさんに愛着があるんですけど・・・。

    投稿日:2009/05/05

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  • うさぎのぼうや、あなどれません

    • いーめいさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子7歳、男の子4歳

    ただの迷子のぼうやだと思ったのに・・・
    うさぎのぼうやの注文の細かいこと!
    欲を出したキツネさんはぼうやにただ働きさせられただけ?

    ページにあるキツネさんの想像の絵が本筋の絵と全く同じように描いてあるのが、子ども視点ではわかりにくいようです。
    こまわりのような感覚で読むのが難しいですが、指さししながらの読み聞かせでやってみました。

    ひょっとして、大人向けの本なのかしら?

    パパうさぎを止めたぼうやはスゴイです。ユーモアとかウィットと言うのでしょうね。

    子どもたちは最後のキツネさんの口におどろいていました。

    そして気づいたこと。
    子どもたちはキツネがウサギを食べる!ということがわからなかったのでした。オオカミならすんなり納得したのでしょうか。
    キツネもウサギを食べるんだよ〜と補足しておきました。

    投稿日:2009/04/30

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  • ご飯はおあずけ

    キツネとウサギが出会うと
    「おやすみなさい」を言わなければならない場所で出会った
    ウサギのぼうやとキツネ。
    キツネが大きな口をあけると、ウサギが
    「ちょっと、まって!」とキツネを止めます。
    ウサギのぼうやピンチですが・・・

    キツネさんの表情がイイです。
    ウサギもキツネも毛並みがフサフサで、
    口をあけたキツネの牙もリアル。

    「ちょっと、まって!」が繰り返し出てきますが
    お話が息子には理解できず、あまり楽しめなかった様子でした。
    キツネさんに感情が入ったのかも?
    ウサギのぼうやがどうやって、
    キツネから逃れるのかを楽しむ絵本です。

    投稿日:2009/04/22

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