歯医者さんの待合室によくおいてある本です。
はみがきの習慣をつけたい幼児にぴったりだと思って購入しました。
2歳から5歳ころまでよく読みました。
「わにさん、痛がってるね。」
「虫歯になると、痛くて遊べないね。」
「なおすときも痛いんだね。」などとさりげなく声掛け(おどし?)ました。
親が「はみがききしようね」と何度も注意するより、「だから、はみがきはみがき」と、本の最後のセリフをたった一言言うだけで、子どもはこの本を思い出して、自分からすすんではみがきしてくれました。
ただし実際に歯医者さんに行かなくてはならなくなったときに、歯医者さんを怖がってしまうので、おどかしすぎには要注意です。
はみがきの習慣のため、という以前に、五味さんワールドの内容はもちろん純粋にすばらしいです。
年齢があがるにつれ、歯医者さんとわにさんが、お互いの状況は違うけれど、まったく同じセリフを言っいるというところの面白さを理解して楽しむようになりました。