飛ぶことを覚えたこすずめちゃんが、いろいろな巣に立ち寄って冒険するというお話です。
かわいいお話だと思うのですが、親の立場からするとあまり好きな内容ではなかったです。小さなこすずめちゃんが疲れて立ち寄り、「やすませていただいていいでしょうか?」ととても丁寧に頼んでいるにも関わらず、鳴き方が違うからダメだと悉く断られ続けるのは読み聞かせていても辛い気持ちになりました。そして暗くなって飛ぶこともできない位に疲れたこすずめちゃんは、お母さんすずめに出会って「ぼく、あなたのなかまでしょうか」と聞くんです。親子で「えぇ〜!」とビックリな展開でした。お母さんに会っても分からないなんて切なすぎます。あまり出番のなかった一冊です。