この本は、先に親が読んだ方がいいかもしれないと思いました。
お稽古事というのは、親からすると先行投資、もしくは保険という意味合いが強いように思います。
それは、先行き子どもが困らないようにという願いがあるからです。
この願いは、ともすると子どもにとっては押しつけともなり得ます。
ジェラルディンは、何が得意かというと、お手玉が好きなのです。
お手玉をしている時最高に幸せなのでしょう。
でも、両親はバレエを習わせたり、はたおりを習わせたりします。
そして、ジェラルディンがどうしたか?ということは、読んでいたたくとして、「好きこそ物の上手なれ」というのは、当たっていると思いました。
束縛されずまた強制されず自らが選びとったものこそ、身につくし長続きするというのは、私も経験を通して感じていますし、この本を読んでその通りだと思いました。
子どものの習い事につまずいた時、まず親が読んでみることをお勧めします。