「みつけようかがく」という副題が付いています。
大変読みやすく、面白い絵本でした。
小さな子どもでも自分の力で実験できる内容になっていて、読むだけの知識でなく、自分で作って確かめることのできる科学絵本です。
言われてみると、小学校低学年の頃に、こんな感じの「針を磁石にみたてる実験」をやったような気がします。
小さな磁石作りから、後半は地球の性質について触れてくれています。
地球自体が大きな磁石なのだと。
まだコンパスがなかった頃、アジアのマグネシアという町で見つかった特別な石の話は面白かったです。
この石は、自然界の中で作り出された磁石だったようです。
これは知らなかったので、勉強になりました。
今の公立の学校では理科らしい授業は高学年になってからですので、読み語りに使うなら、小学校の4年生以上からがいいかもしれません。