主人公のこぐまが、自分のいすを探すシーンから始まります。
そして、探し続けたいすが、実はとても身近にあったというストーリーです。
ねずみくん、ぞうさん、きりんさん、わにさんと特徴的ないすが出てくるのですが、その変化がかなり楽しいはず。
その後の展開は、少し間延びしていて、もっと色んないすを繰り返し登場させた方が良かった感があります。
絵は、色合い、輪郭ともはっきりしているので、小さいお子さんでも受け容れられやすいと思います。
ただ、ねずみくんは、レオ・レオニの描くねずみとそっくり。
単純な絵柄なので仕方のないことなのですが、それにしても見分けがつきません。