おなべを通して、家族のあったかさ、安らぎを伝えてくれる絵本でした。
普段たった一人きりで暮らしているおばあちゃん。
絵本で、家族みんなで過ごすときのおばあちゃんの笑顔を見ていると、祖父母に会いに行きたくなります。
みんな、おばあちゃんが作った料理が大好き。
そういえば、私も祖母が作ったかぼちゃの煮物、好きだったなぁ…と幼いころを思い出しました。
孫がみんな、おばあちゃんが好きでたまらないのも伝わってきて、ほのぼのとしました。
おおなべが活躍するのは、家族みんなが帰ってきたとき。
おおなべを片付ける様子は、なんとなくしんみりとしましたが、次に会うときの団欒を想像すると、幸せな気持ちになる絵本でした。