おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟10匹の14匹家族のネズミさんのお話です。
まだお日様が高いうちからねずみの兄弟は一生懸命何かの準備をしています。
どんな楽しいことが起こるのでしょう!
子供の頃お月見を楽しんでいました。
夜、近くの小山から取ってきたススキを、我が家は社宅だったのでベランダに飾って、母が作ってくれた水団のようなお団子を姉妹で食べました。
しばらく十五夜だ!と思ってもお月見という発想をなくしていたことに驚きました。
ねずみ君たちは、家族総出で高い木の上の特等席からお月見を楽しみますが、その移り行く一日の空の色が美しく、子供はもちろん大人にも目にしみる1冊だと感じました。
子供の世代にもこの素敵な風習を伝えていきたいなと改めて感じました。