「ちょうちょ はやく こないかな」 みんなの声

早春にコバルトブルーの花を咲かせるオオイヌノフグリが主人公。
雑草に分類される植物ですから、とても地味な存在なのです。
だから、ちょうちょがやってきても、なかなか相手にされない、という訳です。
よその花に行ってしまうのを残念そうに眺めるばかり。
写実的な丁寧な絵なのに、本当に植物の声が聞こえてくるようです。
オオイヌノフグリを生き物として、しっかりと描写しよう、という
作者の意気込みと思い入れを感じます。
雑草の持つ倹しい佇まいも共感できます。
子どもたちにとっては、ちょっとした科学絵本になると思います。
できれば、巻末に、出てきた雑草の名前や、ちょうちょの種類も解説がほしかったです。

可愛い水色の小さな花が
ちょうちょさん来ないかなと待っています。
いろんなちょうちょさんが出て
いろんな花が登場します。
どれも繊細で美しい絵。
言葉のリズムも良いので、読み聞かせると
こないかな？の部分で首をかしげたりします。
春になってもう一度読みたい絵本です。

とても柔らかい雰囲気の絵本です。
ちょうちょがきてくれるのを待つ小さな花。
ちょうちょを見つけた時はまるで体を伸ばして呼んでいるみたい。
大きな花のアピールには負けてしまうけど、
最後にはとても小さなちょうちょが来てくれて何だか幸せそう。
とてもほのぼのとした内容で大好きです、
パンチのきいた絵本も楽しいですが、たまにはこんな本も素敵だなぁと思いました。

ちいさなお花が、ちょうちょをずっと待っています。
なかなかとまってくれないのですが、最後にやっときてくれます。
花の気持ちになって考えると、きっとこんな風に思うんだろうな…と
子供に考えさせるのにもいい絵本です。
娘はまだ1歳なのでどこまでわかっているのかわかりませんが、
最後の「あーよかった、やっときてくれた」というところに反応します。絵がとっても細かくて、ステキな絵本です。

ちょうちょが好きな息子の大好きな本です。
ちいさなお花がちょうちょはやくこないかな？と待つ本ですが、
のんびりしたかんじで春がきたんだな　と思わせる一冊です。

みつがなくなっちゃうよ。。。など、お花さんがさみしいかんじがなんともいえないかんじです。

一緒にちょうちょがこないかな？と息子と待ちながら楽しく読めました。
最後にちょうちょがきてよかったねと一安心してました。

小さい子向けの本ですが、春をかんじることができる本です。

お花がちょうちょを待つ話。
なかなかちょうちょが自分（お花）のところにやってきてくれないのがもどかしい。
お花の寂しい気持ちややってきてくれたときのうれしい気持ちなど、色んな気持ちを息子が感じてくれる日が楽しみです。
絵がシンプルで美しく、ながめているだけでも素敵な絵本。

娘が１歳の時に買ってあげました。
大人には物足りないかなって思いますが、子供には十分でした。
絵なのに、蝶や花を忠実に描いています。蝶が花にとまって蜜を吸うところなどはよく描かれています。
そして、読み終わると、ほんわかします。
娘はそのページにある蝶を指差したり、数えたりと楽しんでいました。私も、文も口語調なので、声を変えて読んだりして・・・楽しかったです。

うちの息子はこの絵本が大好きだ。丁寧に描かれた綺麗な絵と、優しい文章・・大人の私が読んでいても心が癒される。
昨日、ベビーカーに乗っていつものように散歩をしていると、息子がしきりに何かを指差した。何だろうと思い、見てみるとそこには絵本に出てくる「小さな青い花（オオイヌノフグリ）」・・言葉はまだ出ないが息子なりに一生懸命、私に伝えてくれようとしているんだなあと思い、胸がいっぱいになった。そして何より、絵本の花の事をしっかり覚えているんだなあと息子の成長がとても嬉しかった。春になれば今度は沢山のちょうちょを息子に見せてあげたい・・。

ひっそり咲いた小さな花が、蝶がくるのを今か今かと待っているお話。
赤ちゃん向けの絵本から卒業する時に読んであげた絵本です。
単純なストーリーなので小さい子供向きですが、花や蝶が丁寧に描かれています。
「ちょうちょはやくこないかな。」と繰り返される言葉に、家の花に水をあげる係の娘には親近感がわいたようで、自分の花にも、ちょうちょ来るかな？と、聞いてきました。