年の離れたお兄さん、お姉さんと、小さなティッチ。
この兄弟構成ならではのお話がとてもおもしろくて、大好きです。
いつもいつも、お兄さん、お姉さんのお下がりばかりもらうティッチ。
でも、そのおさがりも、大きさがあうのならまだしも、ティッチには、ずいぶん大きい。
なんだかなぁ、って感じですよね。
私も、兄がいたので、お下がりはいくつかもらったけれど、やっぱり、お下がりじゃなくて、新しいもの、自分だけのものが欲しいものです。
そして、自分だって、もらうばかりじゃなくって、人にあげてみたい。そんな気持ちもよくわかる。
ティッチの下にも、赤ちゃんが生まれて、ようやくその気持ちがかなったティッチ。
ちょっぴりお兄さんになったティッチの誇らしげな顔がいい。