「100まんびきのねこ」のワンダ・ガアグと共にアメリカの絵本の基礎を築いた作家さんだそうです。
子犬のアンガスへの視線の優しいこと、犬好きなかたなんでしょうね。
子犬の好奇心を漏らすことなく捉え、この上なく魅力的に各見開きで描かれています。
目に付いたものは近づき触れてみたくなる、興味関心の旺盛さ。
先にどんなことが起きるかなんて、思いも及ばない幼さ。
なにもかもが、新鮮な出会いであり出来事ばかり。
刺激ある生活でしょうね。
幼い子どもが、朝起きると共に、ワクワクしている気持ちに近いのでしょうね。
ラストがとにかく上手い!
読者をクスリ!とさせる読後感の優しい余韻。
アンガスの魅力のとりこにさせられました。