すみ鬼とは 奈良の唐招提寺の金堂の西の炭にいる木彫りの邪鬼だそうです
作者は 屋根の下にいて人目につかない邪鬼をテーマに「すみ鬼にげた」なかなかおもしろいおはなしです
すみ鬼の気持ちをヤスという宮大工の見習いの男の子とが結ばれて一緒に吉野の山奥まで逃げていくのですが・・・・
山奥で出会った いろんな鬼達
そこで すみ鬼は勝負して勝つのです
しかし 山奥の 妖怪の世界 鬼達はヤスを食べようとするのですが・・すみ鬼が友達だと言うのです
「ただでは返さぬ」 そこで ヤスは持っていた コマを回すのです
お話に引き込まれました すみ鬼の腹の上で回るコマ くすぐったくて笑い出すところ なかなか おもしろい展開です
迫力もあり ハラハラする展開が興味深いお話です
山の中の鬼達は朝になるとみんな姿を消してしまいます
ヤスとすみ鬼もまた元に戻るのですが・・・・
ヤスと二人だけの秘密のお話 唐招提寺の金堂で是非あってみたいです すみ鬼と!
奈良は近いですから是非訪れます