小学校の4年生のクラスでよみきかせしてきました。
正直、4年生にはちょっと幼すぎるかな?とも思い、
選書に悩みましたが、この単純に描かれた「手」だけの
お話しですが、その手が凶器にもなるんだ!ってことを
伝えたくてあえて読むことにしました。
初めの部分は手の役割というのかな?
ジッパーをあげたり、靴ひもを結んだり・・・
と言ったことが描かれていて「あたりまえじゃ〜ん」
なんて突っ込む子も何名かいましたが、
積み木を積む場面からは、子どもたちの表情もキッと真顔になって
お話しの内容にうなずき始める子も出てきました。
穏やかな手、そして時には恐ろしいことも。
この単純なお話しと挿絵から、子どもたちが
いろんなことを感じ取ってくれたのか、
いつのまにかシ〜ンと私語も無く、静かに聞き入ってるようでした。
とはいえ、手の役割はホントにすごいな〜と
感じました。