「ぼくそらをさわってみたいんだ」 みんなの声

子猫が空を触りたくて他の動物と頑張るお話です。派手な話でもないのですが、子猫の冒険に息子は終始じっと見つめて聞いていました。妙に子供を惹きつける1冊ですね。ブッククラブできたので当たり外れもあるのですが、こちらは絵も綺麗で文章も長すぎず分かりやすく息子が好きな絵本となりました。

とってもかわいい小さなネコが一匹。
空を触ってみたいと伸び上がりますが、届きません。
そこでカメやキツネなど、色んな動物の背中に乗せてもらいます。動物に興味津々の1歳の娘は大喜びです。
「おつきさまってどんなあじ？」と同じ展開ですが、最後がとっても意外でびっくりしました。やはり、さとうわきこさん。一筋縄では終わらないですね。
ネコがかわいらしいのはもちろんですが、原っぱの緑も、お空の青も、とてもきれいで、見ているとすがすがしい気分になります。

とてもきれいな絵本です。

空にさわろうとする猫のお話です。
絵本を横向きにすることで、縦の風景を描いています。

小さい猫が、空をさわるために、たくさんの動物の力（背中）を借りて両手を伸ばします。

その様子がかわいくて、目が離せません。
娘も猫の姿を見て笑いながら、次々ページをめくるのが楽しそうでした。


きっと娘もこの猫と同じ気持ち。
さわってみたい、届くかな？もうちょっと、もうちょっと…


最後にぽつんとひとりになる猫の姿も印象的です。

空を触って見たいと思ったねこ君。うんと背伸びをしてみたけど、届きません。かめに手伝ってもらいました。やっぱり届きません。きつねもやってきて、ぶたも…
次から次にやってきて、うんと高くなったのですが、やっぱり、届きそうにないのに…

表紙のねこ君の姿、なんともかわいくて、ついつい、手にとって、読んでみたくなりました。
動物たちの描写が、愛に溢れています。そして、届くわけもないと思っていた空でしたが、意外なものが落ちてきて大騒ぎ…
本当に予想もしていなかった展開に、まず驚かされ、そして、心があったかくなりました。

とてもとてもかわいらしい作品です。
絵の雰囲気が違うので、
さとうわきこさんが、こんなのを描いてらっしゃるとはと思いながら読みましたが、
後半でかみなりさんが出てきて納得です（＊＾_＾＊）

この本はたて開きの読んでいく趣向になっていて
それが、空の高さをすごく感じさせてくれます。
空の青さと、草原のやわらかそうなみどり、
そして、子猫の背伸びがとてもとてもゆったりした気持ちにさせてくれます。
どんどん動物が増えていく、お決まりのスタイルの物語なので
小さいお子さんでも楽しめる本です。

購入してからまず初めに私が１人で読んだ時の感想。
『　【ぞうくんのさんぽ】　に似てる。』
ちょっぴり、買って損した気分。
借りるだけでいい絵本だったな･･･。

しかし！です。

絵本って、実に不思議で、子ども達と一緒に読むと、
何故だかとっても可愛らしくて、
【ぞうくんのさんぽ】　にも似てなくて、
『あ〜、買ってよかった、この絵本。』　と思ってしまった。
それも、読めば読むほどである。
不思議だな。
フシギだな。
ふしぎだな、絵本ってものは･･･。

かみなりくんが出てくるところは、実に＜さとうわきこさん＞っぽい。

もう一度、動物達のハシゴ段を作ったときの　＜おしり＞　がいい。
誰のおしりか当てっこして楽しみました。

動物の大きさの違いがよくわかるところもいいですね。　

＜おまけの感想＞
子猫がフワフワしていて、ｓｏ　ＣＵＴＥ！！
肉球触って、喜んでいます。　（＊＾-＾＊）
猫好きの方には、オススメです。

子猫ちゃんの手がすっごくかわいいです〜
たまらなくかわいいです〜＞▽＜

空に触ってみたいと思った子猫。
亀に乗っても届かない、キツネに乗せてもらっても届かない・・・
ブタが来て、くまが来て・・・

この絵本を読んでいて真っ先に「お月さまってどんなあじ？」を思い出しました。
動物たちではしご段を作る様子が似てます。

縦開きで読む事で空の高さを感じる事ができます。
相談している様子は空からの視点で描かれ凝ってます。
絵も、ふんわり優しい絵で毛の一本一本まで描かれいてすごく素敵でした☆

空って触れるの〜？と率直な疑問。
大人になってしまったなぁ・・・。
子供たちはそんな疑問も抱かず真剣にお話を聞いていました！！
なんと子猫ちゃん、空に触れちゃうんですよー！！！

そこからは絵本らしい展開。
それにしても、動物たちびりびり大丈夫だったのかな？？

この本は、表紙は普通の右開きの絵本なのですが、中は９０度回転させて縦にして読むんです。
これが息子はおもしろいらしく、気に入っていました。

猫が空をさわってみたくて、次々に他の動物に「手伝ってくれる？」とお願いするのですが、動物たちが「いいよ！」と快く手を貸してくれるのをみて「優しいねえ、ぼくも手伝ってあげられるよ！」と、人の役に立ってみたい、という気持ちになったようです。

青いさわやかな空とかわいい猫の表紙に惹かれて借りてきました。
開くと、縦開きになっていて、グリーンの野原が。
青のページとグリーンのページが、やはりさわやかでうれしくなります。
猫が「ぼく　空をさわってみたいんだ。」と一生懸命手を伸ばすのがかわいい。
色んな動物に乗るのが『ぞうくんのさんぽ』のようで、息子もわくわくして聞いていました。
そして、息子「ねこちゃん、お空に届いたんだね。よかったね。」
空を触ってみたいね。

絵本という　限られたスペースを
とっても有効に使っている作品だと感じました。
草原の広さ…子猫の小ささ…
空の高さ…　
特に最後の場面…
動物達が　こちらにお尻をむけて　
ピラミッドを作っている所が一番好きです。
子猫の手が　本当に空に届いているような
錯覚をおこしそうです。
チビッコたちの心も　
空の上まで飛んでいくかもしれませんね。