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この本は5歳の長男が自分でセレクトした本です。 おれまーいって何?と思ったら、主人公の名前でした。 サトワヌ島民話だそうです。 たぶん私だったら選ばなかったよなぁ。 おれまーいという男の子はとても力持ち。 あんまり強くて乱暴なので、大人たちはきっと悪いものが憑いているに違いないといって、おれまーいを殺してしまおうとします。 ところがこのおれまーい、何しろ力が強いので、島の大人たちが殺そうとしても全然びくともしません。 最後におにが住む島に連れて行ってしまうのですが、このおれまーいはなんとおにをやっつけて帰ってきてしまうのです。 無事に帰ってきたおれまーいをみて、大人たちは島の酋長になってもらいました、チャンチャン!ってお話です。 長男はおれまーいがおにを投げ飛ばすページがお気に入り。 戦いごっこが大好きだからかな。
投稿日:2011/02/13
昔話絵本はなるべく読むようにしています。 作者を見たら、『ぶたぶたくんのおかいもの』の土方さんだったので、どんなお話かなと興味かわきました。 とても強いまれま〜い。 子どもに驚異を感じた大人のとる行動というのは、最初殺そうとして、それでも無理だと思うとどこか別の場所へ行かせるものなのかなと。 ちょうど『お月お星』を読んでいた時期で同じようなことを継母がしていたので、そういうものなのかしらと思いました。 息子は途中から展開が読めたようでした。 タイトルからもある程度は予想がつきますしね。 現地の人と一緒に暮らしたらしい土方さん。 そんなところも絵の感じやお話から伝わってきました。 古今東西、人間のすることって、こういうことなのかなという点で感慨深く読みました。
投稿日:2010/11/13
サトワヌ島の民話となっています。作者紹介のところには「サテワヌ島」って書いてありますって、どこの国? 太平洋の南の方のパラオ諸島の1つ(らしい)です。 日本の国とは風土も習慣も全く違う、「南国だな〜」という開放的な感覚(すぐ、主人公を殺そうとするところとか)に、びっくりしました。 海へ出るとき、島民たちが乗っていた「船(ヨットみたいなやつ)」何かのドキュメンタリーで再現しているのを見ましたよ。 南国ならではのこの形、歴史を感じますね。 ところで、主人公「オレマーイ」と闘った『ヤニュウ』って、モデルはなんでしょうかね? 私は最初、カバとか、ワニとか、ヘビとかから想像された空想上の神様かと思っていたのですが、 うちの子どもたちは、『仮装した近所の変なおじさん』とか、「やっぱり鬼っぽ生き物にしか見えない」とか言ってましたが、「もしかして、“カッパ”!?」と、いう意見が有力でした。 話の中で、島人たちが3回も『オレマーイ(主人公)』を殺そうとした、どちらかというと感じの悪いお話ですが、『ヤニュウ』についてあーだ、こーだといっていたら、不思議に親近感が湧いてきて、なんだか面白い民話に思えてきました。 最後のページで、島民の男たちが『オレマーイ』を酋長として崇めるシーンも、赤いふんどしもどきをつけた男たちの、たくさんのお尻が印象的で、ププッとなっちゃいました。
投稿日:2010/11/02
子どもなのに、力が強いおれまーいをおそれた村人が、あの手この手でおれまーいを殺そうとするちょっとこわいお話です。しかし、この個性的な絵のおかげで残酷なお話っていう感じは受けませんでした。そんな困難にめげずに、とうとうおにをやっつけて村の酋長さんになるという、サクセスストーリーって感じです。 ちょっと、文章は長めですが絵がおもしろい(子ども談)ので、すーっと読めてしまいます。
投稿日:2007/02/26
サトワヌ島の民話です。島に生まれた「おれまーい」という男の子がとんでもない力持ちで、その乱暴さにびっくりした村人たちが「おれまーい」を殺してしまおうとたくらみます。しかし「おれまーい」は強靭な力で何度も窮地を脱し、最後は島の酋長になります。 絵本というよりも素朴な昔話に挿絵が付いている、と思ったほうがいいかもしれません。字数も多いです。村人たちが「おれまーい」を殺そうとたくらむところなど、とても残酷だと思いますが、原話に忠実なのでしょうか。「おれまーい」と「やにゅう」の戦いの場面の挿絵が面白いです。
投稿日:2007/02/15
とても強いおれまーい。 それにおびえた村人たちが、おれまーいを殺そうとあの手この手・・・。 でも、おれまーい、全然嫌味じゃなく、その全てを跳ね除けます。 (もっとも、村人たちにとっては、痛烈な嫌味になっていますが・・・) 最後は、おにまで、おれまーいを恐れる始末。 最後は、おれまーいが酋長になって、めでたしめでたしですが・・・。 いちいち、考えられないくらい強いおれまーいがとっても楽しいです。 どちらかといえば、「どきどき」ではなく、「わくわく」といった感じでしょうか・・・。 今度は、おれまーい、どんなことをするのか・・・って感じで。 なんとも、昔話らしい話です。 ただ、元はといえば、村人が悪いのに、おれまーいを殺しちゃおうって考えるところは、正直、どうかとおもいますが・・・。
投稿日:2006/04/25
最初、表紙を見た時、「変な絵だな」と思いました。 「何か面白そう?」と気分になり、図書館で借りました。 サトワヌ島っていう南の島に住んでいる男の子のお話です。大人にひどいことされても必ず生き残る強い男の子。何か怪しげな話の内容でそこがまた面白い。世界の昔話だそうです。読んで損はない、物知りになれる感じがします。
投稿日:2005/03/01
サトワヌ島という遠い南の島の民話だそうです。 おれまーいという、人間離れした強い男の子がいました。 あまりに強すぎるので、村人たちは不気味がり、殺してしまおうと相談します。 ところが、木の下敷きにしても、海の底に沈めても、やにゅうという恐ろしい鬼が住んでる島に置き去りにしても、死ぬどころか無傷で帰ってきてしまいます。 それで、村人たちは、おれまーいを酋長にしたというお話です。 どう思います?昔はどこの国でも、似たり寄ったりのことがあったのかもしれませんね?(田島征三著「しばてん」がよく似ています。) 化け物みたいだから、人と違うから、殺してしまおうという発想、いくら事実だったとしても、私は嫌いです。 進んで子どもたちに読んでやりたいとは思いません。でも、ある程度大きくなった(小学校中学年くらいの)子どもと、いっしょに考えながら読むならいいかもしれません。(これも、もうすぐ4年生になる長男が選んで借りてきた本です!)
投稿日:2003/04/05
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