おじいさんが手作りしてくれた素敵なブランケット。
ヨゼフのお気に入りで、最後には小さなボタンになるまで使い込まれるお話。
よれよれになってくたびれるまで使い込んだら、それを別のものに作り変えて、また大事に使うということ。
子供にはものを大切に使うように口で言っていても、その手本を親が見せていなかったということに気づかされました。
おじいさんが心を込めて作り、それを孫が愛着をもって使い続けていることに、心から惹かれました。
暖かなお話にぴったりの、これまた暖かい絵で、じっくり見ていると幸せな気持ちになります。
家の床下では、また別の温かな家庭の展開(ねずみの一家)が見られて、そこもとても好きです。