表紙の物言いたげにこちらを見つめるうんこのまなざしは、確かに惹きつけられます。そのうんこのまなざしに誘惑されて、娘も「これ読みたい」といいました。
けれど、ページをめくって連続して出てくることばは「くっそー」。
年長児には あまり 覚えて欲しくない、積極的に使って欲しくない言葉でした。小学生くらいになると、これが「あまりよくない言葉」ということを理解していて、シャレも理解できるので許せると思いますが、
年長児の母としては う〜ん……。
確かに子どもは喜びます。うんこ、とか、おしり、とか、そういう下ネタ大好きですから。
年長さんから小学生くらいになると、ダジャレも好きです…。
しかし、ちょっと短絡的で、深みに欠けるなぁという読後感です。
ですから、小学生対象のお話し会などで「掴み」に向く一冊だと思います。