「ぼく、仮面ライダーになる！」 みんなの声

仮面ライダー好きな母と兄弟なもので、
表紙の段階から、ものすご〜く気になってました。

立ち読みで表示された、歴代ライダーの絵。
特に一番新しいＷ（ダブル）とか、ディケイドを見て・・・
思わず買ってしまいました。

ヒーローにあこがれる「かんたくん」が、
ベルトを作ったり、自転車をライダーのバイクにしたり、
変身ポーズをしてみたりするのですが・・・ダメです。

しかし、幼稚園のいじめっこのゴンちゃんに
勇気を持って、「やめろ！」といった瞬間。
牛乳パックのライダーベルトが光って・・・
見事！仮面ライダーかんたろうが登場します。

「怖い」けど、「ライダーならどうする？」という
かんちゃんの自問自答が、母としてはツボでした。

格好だけ真似して、変身ごっこするのはよくあるけれど、
「弱いものを助ける。悪いヤツには立ち向かう！」という
本当のライダーになろう！という話は初めてでした。

かんちゃんのように、「悪いことは悪い」と
勇気を持って言える仮面ライダーに
なってもらいたいな〜と思いました。

我が家の兄ちゃんは、「ボクも仮面ライダーになるぞ！」と
宣言してくれました（笑）


内容もよかったのですが、ところどころにショッカーがいたり
ライダーがあったりと小技もちゃんときいてました。

大人も、元気になる一冊でした。

　園児時代に仮面ライダーが大好きだった息子が本屋で見て、即購入。
明るく爽やかで可愛らしい絵がお話とマッチしています。

　こわい、でも、どうしよう・・と葛藤の末に勇気を振り絞って悪に立ち向かうときの主人公の顔が、なんとも可愛らしい！　

　歴代のライダーや、それぞれの変身ポーズが描かれたページでは、仮面ライダー好きの子なら間違いなく細かな説明をしてくれるでしょう（笑）

　息子は、ところどころ客観視しながらも、それでも、創意工夫し仮面ライダーになろうとしている主人公に親しみを感じて共感したり、ボスキャラに思い当たる子を重ねたり・・。　ちっょとした発見もあって、親子で楽しめます。


　内容が簡潔なので園児〜高学年の読み聞かせにも使えそうですが、遠目は効かない感じなので、集団の読み聞かせの場合は小人数向きのような気がします。